こんにちは。ヨウヘイ(プロフィール)です。
海外旅行に行くと必ずと言って良いほど「お土産」で悩まされると思います。せっかく海外へ来たのだから日本に帰った時に友人や恋人、または職場の人達にも現地の雰囲気が伝わるお土産を渡したいと思います。しかし、リトアニアは他の国と比べてもそれほど知名度もなく、どんなお土産を買えば良いか分かりにくいと思います。
そこで今回は、実際にリトアニアに住んでいる僕がオススメのリトアニア土産について紹介したいと思います。
目次
海外旅行に行ったらいつも同じお土産買ってませんか?
国内・海外問わず、旅行に行くと「職場は安くてたくさん入ったもの」「個人へはそれぞれ喜んでくれそうなもの」という方法でお土産を買う人が多いと思います。
有名な観光地であれば、それなりに特色のあるものが選べると思います。
しかし、リトアニアは日本の中ではそれほど知名度がなく、どんなものを買っていっても「へ〜、こんなのがあるんだ」というようなリアクションになりがちです。
せっかくヨーロッパへ来て、しかもフランスやドイツなどと違ってあまり人が来れない国へ来たのであればリトアニア色の強いものをお土産に持って帰り、現地での旅行話に花を咲かしましょう。
今回の記事では、リトアニアに来る前に知っておくことで時間的ロスも少なくて済むように、それぞれの商品ごとにオススメするポイントを紹介していきます。
そもそもリトアニアってどんな国か知られていない
まずお土産選びの話に入る前に、リトアニアという国について説明しておく必要があります。
リトアニアという国は、日本で知られていることといえば「杉原千畝」が最も有力ではないでしょうか。詳しい説明については省略しますが、第1次世界大戦時にナチスドイツからユダヤ人を六千人救った人として映画にもなっている方です。しかしそれ以外はといえば、他のヨーロッパ色に比べて格段に情報が不足しています。有名な食べ物、強い産業、風土や習慣など、どれをとってもすぐにイメージできる人は少ないでしょう。
つまり、通常お土産選びで一番簡単な名物を買っていくという選択肢が難しい状態です。
例えば静岡旅行に行けば「お茶、うなぎパイ」、福岡に行けば「明太子、博多ラーメン」、フランスに行けば「エッフェル塔関連のグッズ、ワイン」などと。
もちろん他にも色んなものがありますが、良し悪しは別として有名な観光国の場合はパッと頭に浮かぶものがいくつかあります。
滞在期間中、いつお土産を買えば良いか?
ここからは、具体的にどんな風にお土産を選んでいけば良いかをお伝えしていきます。
リトアニアの観光地としては大まかに分けると「ビリニュス」「カウナス」「シャウレイ」「クライペダ(ニダ)」の4箇所に分かれると思います。ビリニュスとクライペダが一番遠く、距離にして約300km。一番近いビリニュスとカウナスでも約100km離れています(ビリニュスとシャウレイは約200km)。つまり、それぞれの場所を観光で巡る時、現地で買えなかったものは旅行中に買うことは日程に余裕がない限りほぼ不可能になってしまいます。
他の国であれば、一つの国内でそれほど多くの距離を移動することは少ないと思いますし、日程的にも一つの国に数日間いるためそれほど厳しくないかもしれませんが、バルト三国周遊する方にとっては、国を移動する前にリトアニア国内で数百キロも移動すること自体、かなり大変になると思います。
最終的にビリニュスから飛行機で帰る方は、最後にまとめてビリニュスで買うのが一番楽だと思います。しかし家族や恋人、特別な友人に渡すお土産は、買いそびれないようにその地で買っておく必要があると思います。リトアニアに来る前に、合計人数よりも個別に買っていってあげたい人が何人いるかということを把握しておきましょう。
それを知った上で、旅行の行程と相談し、現地で買うべきものを選ぶことがリトアニアでのお土産選びには重要になってくるでしょう。
リトアニアのお土産 オススメ
お菓子(チョコレート、チーズケーキチョコバー)
●オススメ度(星5が最高)
★★★★☆
●価格帯(星5が価格が高い)
★★☆☆☆
●リトアニア関連度
★★★☆☆
【購入するのにオススメの場所】
至る所に売っている。スーパーにも売っている。基本チョコなので普通に美味しいが、リトアニアで作られているチョコがお土産に人気。空港のkioskでも買える。
ハーブティ
●オススメ度(星5が最高)
★★★★☆
●価格帯(星5が価格が高い)
★★☆☆☆
●リトアニア関連度
★★☆☆☆
【購入するのにオススメの場所】
ビリニュス市内にもオーガニック食品専門店が複数あります。日本では買えないような種類のハーブが買えます。お祭りなどの露店でもよく売っています。スーパーなどには置いてないので専門ショップでの購入が必要です。
蜂蜜
●オススメ度(星5が最高)
★★★★☆
●価格帯(星5が価格が高い)
★★★☆☆
●リトアニア関連度
★★★★★
【購入するのにオススメの場所】
リトアニアは蜂蜜生産が有名です。価格帯も他国に比べると安く、色々な料理に使われています。スーパーにも置いてありますが、こちらもビリニュス市内などにあるオーガニックショップで購入する方が美味しい蜂蜜が買えます。お店はたくさんありますが、以下に1店舗だけ紹介しておきます。
【旧市街近くにあるオーガニックショップ:Parduotuvėlė】
チーズ
●オススメ度(星5が最高)
★★★★☆
●価格帯(星5が価格が高い)
★★☆☆☆
●リトアニア関連度
★★★★☆
【購入するのにオススメの場所】
とにかくチーズの種類が豊富。スーパーにも大量のチーズが売っているコーナーがあります。帰りの飛行機時間を考えると買える種類は限られますが、リトアニアに来たならぜひ一度は食べて欲しい!オススメは旧市街地近くのハレスマーケット。
豚肉、ソーセージ
●オススメ度(星5が最高)
★★★★★
●価格帯(星5が価格が高い)
★★☆☆☆
●リトアニア関連度
★★★★☆
【購入するのにオススメの場所】
お土産にはなかなか選ばれにくいものの、日本のものとは全くの別物。同じ豚肉とは思えないくらい美味しい。ソーセージも豚だけじゃなく牛、鳥を始め様々な種類がある。店員に聞くと試食もさせてくれます。スーパーにも専門コーナーがありますがハレスマーケットでも買える。
少し足を伸ばせるのなら、同じビリニュス 市内にあるカルバリーマーケット もおすすめです。
杉原千畝の関連グッズ
●オススメ度(星5が最高)
★★★☆☆
●価格帯(星5が価格が高い)
★★★★☆
●リトアニア関連度
★★★★☆
【購入するのにオススメの場所】
日本で最もリトアニアに関連しているイメージのある杉原千畝グッズ。こちらは基本カウナスの杉原千畝記念館でしか購入することができません。当時のビザに刻印されたマークがついたグッズが売られています。
シャウレイの丘グッズ
●オススメ度(星5が最高)
★★☆☆☆
●価格帯(星5が価格が高い)
★★★★☆
●リトアニア関連度
★★★★★
【購入するのにオススメの場所】
こちらもリトアニアでは有名な観光スポットではあるものの、近くにあるお土産やさんでしか購入することができません。よく売られているのは十字架の形をしたキーホルダー。琥珀入りのものもあるが、ビリニュスで買うよりも割高のため十字架以外のものは別の場所で買った方が良いかも。
リネン製品、亜麻仁油
●オススメ度(星5が最高)
★★★★★
●価格帯(星5が価格が高い)
★★★☆☆
●リトアニア関連度
★★★★★
【購入するのにオススメの場所】
リトアニアといえばリネン、と言えるほど有名な産業。肌触りもよく、日本では高級品として考えられるリネンもリトアニアではかなり安く買える。ビリニュス市内にも専門ショップが複数ある。リネンを作る際に同時に歳出される亜麻仁油も有名でこちらもスーパーやオーガニックショップに置かれています。
琥珀(アンバー)
●オススメ度(星5が最高)
★★★★☆
●価格帯(星5が価格が高い)
★★★☆☆
●リトアニア関連度
★★★★☆
【購入するのにオススメの場所】
琥珀グッズはリトアニアの至る所で買えます。というか、バルト三国全てで買えます。露店や専門ショップのありますが、価格については各店舗まちまち。個人的には小さな琥珀グッズを複数買うのがオススメ。高級琥珀品を買う時はご注意を。
サウナハット
●オススメ度(星5が最高)
★★★☆☆
●価格帯(星5が価格が高い)
★★★☆☆
●リトアニア関連度
★★★☆☆
【購入するのにオススメの場所】
少し大きめのスーパーにも置いてある。こちらのサウナは日本と違って多くの人がかぶっています。髪の毛のダメージやピアスなどが熱くなることを守るためです。フィンランド式サウナの話をしながら渡しても楽しそう。
木工雑貨品
●オススメ度(星5が最高)
★★★★☆
●価格帯(星5が価格が高い)
★☆☆☆☆
●リトアニア関連度
★★★★★
【購入するのにオススメの場所】
リトアニアは木工品が産業としてもかなり有名です。様々なものが木で作られていて、なかなか日本では購入できないようなものが置いてあります。ビリニュス市内にも置いてありますが、どちらかと言えばクライペダや地方に行くとよく露店で見かけます。琥珀入りのものは少し値が張ります。
反射板
●オススメ度(星5が最高)
★★★★☆
●価格帯(星5が価格が高い)
★★★★☆
●リトアニア関連度
★★★★☆
【購入するのにオススメの場所】
リトアニアでは夜街を歩く際に反射板をつけることが法律で決まっています。通常はシールのようなもので済ませる人が多いのですが、雑貨屋さんを探すと可愛い反射板も置いてあります。ビリニュス旧市街地でよく見かけます。
お酒(ビール、蜂蜜酒、ワイン)
●オススメ度(星5が最高)
★★★★☆
●価格帯(星5が価格が高い)
★☆☆☆☆
●リトアニア関連度
★★★☆☆
【購入するのにオススメの場所】
ビール、ワイン好きな人には味、価格ともに満足のいくものばかりです。また蜂蜜とブランデーを混ぜたミード酒というものがリトアニアの名産品です。スーパーでも売っていますが、旧市街地にはより専門的なお店もあります。
なお、クライペダにはリトアニアビールのšvyturys(シュビートリス)の本部があります。ビリニュスにも醸造所はありますが、クライペダへ行った方はぜひ立ち寄ってみましょう。もちろん現地でも飲めます。
【クライペダのビール醸造所】
どのお土産が一番良い?
今更ですが、もちろん何が一番良いとかの答えはありません。これまで紹介した中から、それぞれが予算と渡す相手を考えて選択していただくのが一番大切です。
購入できる場所、お土産に使える予算、移動時間等を考えて日本に戻った後も、リトアニアの話で楽しいひと時が過ごせるようなものをお土産に選んでください。
ちなみに僕が日本に帰るときには、不特定多数のためにはチョコや木工用品を、特別な人にはお酒、蜂蜜、リネンなどを買って帰ることが多いです。
まとめ
いかがでしたか?
ここまでリトアニアのお土産のオススメ紹介させていただきましたが、今回紹介したものはリトアニアの文化と関係する部分の多いものばかりです
詳しく書けなかった部分もありますが、購入前に一度リトアニアとそれらのものがどう行った関係かを調べてみるのも面白いと思います。もしくは、現地のお店の人に聞いても優しく教えてくれると思います。