リトアニア生活

リトアニアの市内移動はバスが安くて超便利!100円未満で30分以上乗り放題!!

こんにちは。ヨウヘイ(プロフィール)です。

海外旅行をする際に気になる現地での移動手段。リトアニアは公共交通機関がとても便利なのでそれほど迷うことはないかもしれませんが、事前に知っておけば気持ち的にもかなり楽になると思います。そこで、今回は現地の人もよく利用するリトアニアのバス事情についてです

ヨウヘイ
ヨウヘイ
現地のバスってちょっと不安だけど大丈夫かな〜

目次

リトアニアのバス事情

海外観光の際には限られた時間の中で行きたい場所を巡るので、ついついタクシーなどを使いがちですが現地の人もよく使っているバスを利用すると移動も安くすむし現地の雰囲気をぐっと感じられると思います

まず最初にリトアニアのバスを使うにはアプリ「Trafi」を入れておくことをお勧めします。バスの経路や時刻表はもちろんチケットの購入やリアルタイム位置情報なども見ることができます。

Trafi(交通情報アプリ)

スマホの位置情報をオンにしておけば、今自分のいる場所から一番近い場所のバス停が一目瞭然です。ビリニュス市内であればバス停がそこら中にあるので、少し歩けばすぐに見つかるはずです。

時刻表については完璧に時間通りというわけにはいきませんが、次から次へと循環しているのであまり時刻表を気にする必要な無いと思います。

アプリ上に表示されているバスの番号を押すと、その後に通る経路が地図上に表示されるので自分の向かいたい場所を通るバスに乗れば大丈夫です

バス停にはWi-FiがついてるのでSIMがなくても検索もここでできます
ヨウヘイ
ヨウヘイ
経路が表示されれば、バス停の名前を覚えてなくても大丈夫だから簡単だね!

バスチケットの買い方

リトアニアのバスチケットの購入方法は以下の3通りあります。

バスチケットの購入方法
  1. バスの中で現金で支払う
  2. バスカードを買って現金をチャージする
  3. アプリを使ってバスチケットを購入

まずリトアニアのバスに乗車する際には、チケットの確認は基本的にありません。乗車する人がそれぞれでチケットを購入するという結構曖昧な感じです。

ヨウヘイ
ヨウヘイ
えっ!?そんなゆるい感じで大丈夫なの?

これについてはまた後ほど話しますが、たまに抜き打ちチェックがあるんですがそれ以外は基本自己申告制という形になっています。

バスカードやアプリを持っていない人は、通常バスの中で現金払いで支払う形になります。

運転手さんの横に支払い窓口があります。1€おくとチケットを渡してくれます。

1€でどこまでも行けるのでこれでも十分安いと思いますが、実はバスカードやアプリを使うともっと安く乗ることができます。

バスカードはビリニュスであればビリニュスカードを、カウナスであればカウナスカードを買う必要があります。それぞれ街のkioskで購入することができ、チャージも一緒にできます

ビリニュス市内に複数あるkiosk。ここでバスカードを買ってチャージもできます。

ただしkioskでカードを購入する場合は、お店の人と会話しての購入になります。英語が話せれば簡単に通じると思いますが、英語力に自信のない方は世界中で使える翻訳機「POCKETALKがオススメです。

夢のAI通訳機「POCKETALK W(ポケトークW)」

こちらの通訳機は文字の入力作業が必要なく、声入力のみでリトアニア語(全74言語対応)に変換してくれます。海外旅行の際に、念のために持っておくといざという時に役立つかもしれません。

バスカードでもアプリでも、乗車料金は一緒になっています。ただし、アプリの場合は最初にカードを買う必要もなくカードを紛失する心配もありません。また出発前に事前に準備ができるので、現地でバスに乗る予定がある方は先に登録をしておくと良いでしょう。

支払い方法は、クレジットカードと銀行払いができますが、銀行は現地の銀行しか受け付けていないためクレジットカード(デビットカード)が必須になります。


バスカード、アプリ共に乗車料金は1日乗り放題で5€、30分間乗り放題で0.65€です。学生証を持っている方や高齢者の方はさらに割引価格で購入ができます。詳細については以下の公式ページをご確認ください。

ビリニュスバス料金表(公式HP)

基本的には、30分乗り放題のチケットを購入しておけば大丈夫だと思います。30分以内であれば何度でも乗り換え可能です。二回目以降の乗車では特に作業はありませんので、そのまま乗車して何もせずに降車しても大丈夫です。

アプリであれば、残り時間の表示などが出ますが時間を超えてしまわないように注意する必要があります。

ヨウヘイ
ヨウヘイ
ビリニュス市内はそんなに広くないから30分あればだいぶ移動できるよ!

バスの乗り方

現金払いの方は、運転手の方からチケットを買ったらそのチケットを降車するまで保管しておけば大丈夫です。

バスカードを利用して乗車する方は、乗車後にカードを読み取り機にあてる必要があります。乗り放題を買った人以外は、画面に30分乗り放題と60分乗り放題を選択する画面になるので、どちらか好きな方を選択してください。「ピッ」と音がなれば完了です。

アプリを利用する人は、チケット操作もアプリ上で行います。「M.Ticket」もしくは「Trafi」を立ち上げて、自分の購入した「チケットを利用する」を選択します

選択が完了すると画面が緑色になり、時間制限チケットを購入した場合は時間のカウントダウンが始まります。こちらも、最初に作業すればあとは時間内であれば特に作業する必要はなく、何度でも乗り換え可能です。

使用時間が終了すると赤い画面に変わります

バスの中はどんな感じ?

リトアニアのバスは少し古めのバスと、新しいバスがありますが、どちらも同じ料金で乗れます。見た目に結構な差があるので最初は別の乗り物かと思うかもしれませんが(笑)

ちょっと綺麗な方のバス
少し古めのバス(の中では綺麗な方)

リトアニアのバスはバス上部が電線につながっているトローリーバスと、つながっていない普通のバスがあります。ただし、こちらも路線によって分かれているだけで、同じ料金で乗ることができます。

新型のバスはそれほど座席が多くないが、比較的綺麗な感じ

新しいバスと古いバスでかなり中の雰囲気は異なりますが、基本的には日本で乗っているバスと大きな変わりはありません。新しいバスになると、USB充電が使えたりWi-Fiがつながったりします。ちょっとした移動の時にはあまり利用しないかもしれませんが、少し遠いところへ行くとにはかなり便利だと思います。

手すりの所に自由に使えるUSB充電ポートがある

チケットを持っていないとどうなる?

ヨウヘイ
ヨウヘイ
でも自己申告だったらチケット買ってなくてもバレないんじゃないの?

最初に少しお話ししましたが、実は稀に抜き打ちチェックが行われています。どのように行われているかといえば、バス停にチェックする人が待っていて到着したバスに乗り込んで一斉にチケットチェックを行います。

その際にチケットを持っていないと罰金を払う必要があるそうです。罰金額は40€程度らしいのでそれほど大きな金額ではないんですが。

バス停の近くに赤い車が停まっているとチェック員が待機している証拠
バス到着後は黄色いベストを着た人がチケットのチェックを行います
一人一人にチケットを持っているか確認して回るチェックイン

まとめ

いかがでしたか?
今回は、リトアニア現地での移動手段に使えるバスについてまとめてみました。

バルト三国では基本的にバスの乗車方法は同じです。カードで乗車する場合にはそれぞれの場所でカードを購入する必要がありますが、アプリであれば設定画面より国を変更すればそのまま利用することができます。

時間的に余裕のない場合は、タクシーでの移動が便利ですがちょっと余裕のある方は、現地の人と一緒にバスに乗って移動をするとその場所の雰囲気も感じられて楽しいと思います。

ヨウヘイ
ヨウヘイ
1日券買ってバスでのんびりと街を眺めるのも楽しそうだね!