海外旅行の楽しみの一つが現地でのマートッケ巡りだと思います。その国の名産物や現地の人が買い物する姿を見ると、それだけで「あー海外に来たなー」と感じられると思います。
リトアニア人の主食はジャガイモです。パンを食べる人も多いですが、ジャガイモはマッシュポテトやコロッケの様に調理したものを食べることもあるし、豚肉、鶏肉、チーズなどと一緒にふかしただけのジャガイモが添えられていることもよくあります。
ただし、ハレスマーケットにはそれ以外にも色んなものが置いてあって、リトアニアの方の普段の生活が垣間見られると思います。
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100年以上続くリトアニア最大のハレスマーケット
今回紹介するのはビリニュス駅から徒歩5分の位置にある「ハレスマーケット(Halle Market)」です。一見するとマーケット広場には見えませんが、中に入ると様々なものが売っていて現地の人も生活必要品などをここへ買いに来ています。
朝は7時からオープンで、夕方の18時までとなっていますが、生鮮食品などはお昼過ぎの早い時間に終わってしまうこともあるので午前中に来ることをオススメします。
ハレスマーケットにはどんなものが売ってる?
これはハレスマーケットに限ったことではありませんが、食料品などはリトアニアでは量り売りが一般的です。値札表にも「1kg 1€」などと買いてあります。最初見たときは1個の値段かと思ってだいぶ高いと思いましたが、実際に買ってみると驚くほど安く買えます(笑)
量り売りに慣れてくると、その日に必要な分だけ購入できるし状態の良さそうなものを選んで買えるし、そうやって選別するのもちょっと職人気分で意外に楽しいと感じました。
野菜や乾物系コーナーはマーケット入ってすぐのエリアに集まっています。少し奥に進むとリトアニアの人が大好きなお肉コーナーがあります。
リトアニア人がみんな大好きな豚肉は豪快に売っている!
肉コーナーの主役は何と言っても豚肉です。リトアニアの豚肉は本当に美味しいです。日本の豚肉に比べると肉の味が強く脂身は少なめです。販売方法も部位ごとに分かれていて、ブロックで買ったものを各自自宅で調理するというスタイルです。
見た目もすごいですが、僕が一番驚いたのは量り売りの際に「500gください」と言うと、部位をサクッと切り分けて測りの上に乗せると表示された重さは「580g」。すると店員さんは「これくらいでしょ?」という微笑みを投げかけてくれます。
と思いましたが、よく考えたら別に80gくらい多くても金額的にあまり変わらないし、ちょっと余分にあった方が良いかもと思うようになり、今では何事もなかったようにそのまま受け取っています。
日本にいる時はなんかよく分からないけど、自分で考えている以上に細かい所に気にしてたなぁと感じる出来事でした。
野菜と肉以外に売ってるものは?
もちろんまだまだ他にもたくさん売っているものがあります。野菜と肉以外にもハレスマーケットには衣類、雑貨、フルーツ、パンなど様々なものが売っています。
ただ、僕がハレスマーケットで一番好きなのは「ハム・ソーセージ」です。豚ハム、鶏ハム、牛ハムなどの種類が豊富なのももちろん、どれにしようか迷っていると店員さんが少し切り取って試食させてくれます!
味も最高に美味しくて、毎日少しずつ切り取ってビールと一緒に食べたらもう完璧。ただし日本のハムに比べると塩分が強めでたくさん食べすぎると後で口が渇いてしょうがないので食べ過ぎはご注意です。
まとめ
いかがでしたか?ビリニュス駅からすぐの場所にある魅力的なハレスマーケット。到着後、現地の雰囲気を感じるためにまず最初に訪れてみてはいかがですか?
ちなみにハレスマーケットからすぐ北に向かうと、世界遺産でもあるリトアニアの旧市街地があります。駅に到着後、ハレスマーケットを散策し、その足で旧市街に向かうというルートが時間的にもロスのない観光になると思います。
みなさまの楽しいリトアニア観光のご参考になれば幸いです!
- 場所 Pylimo g. 58, Vilnius 01136
- 連絡先 (8-5) 262 5536
- 営業日 火〜日曜日
- 営業時間 7時〜18時(日曜のみ16時まで)
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