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リトアニアで和食が食べられる!納豆も味噌も手に入るアジアマーケットを紹介します

こんにちは。ヨウヘイ(プロフィール)です。

今回は、海外で生活している人が最も恋しくなるであろう和食に関する記事です。アジア圏内や日本人がたくさん住んでいる国では、和食に使われる食材なども簡単に手に入れることができると思います。

しかし、リトアニアの日本人居住者は2019年時点では約70人となっていて、日本人向けの食材などはほとんど手に入れることができません。近年では「寿司」が世界的に有名になったおかげで、寿司関連の食材は比較的簡単に手に入れられるようになってきました。

しかし、それ以外の食材についてはやはり簡単には手に入れることができません。
そこで今回は、リトアニアのビリニュスにある日本食材の買えるお店のご紹介をしたいと思います。

目次

和食用の食材が手に入る「Asia Food UAB」

今回ご紹介するのは、ビリニュス空港のすぐそばにある「Asia Food UAB」です。

こちらは、和食に使われる出汁や味噌、醤油、海苔、ソースなどが手に入れることができます。ただし、こちらにおいてある商品は基本的に韓国製のものが多く、全く日本と一緒のものが手に入るわけではありません。

ですが、中には日本から韓国へ輸出されたのち、リトアニアへ入ってきたような商品もありスーパーではなかなか手に入らない食材も買うことができます。

少しわかりにくいですが地図通りいけばたどり着けます

お店への行き方

こちらのお店は旧市街から少し離れた場所にあるので、行き方はバスか電車を使う必要がありますが、バスの方が降りてから徒歩3分ほどと便利な場所にあります。バス停の名前は「DARIAUS IR GIRĖNO」で、停車するバス番号は「3G」と「4」となっています。

バスの乗車方法については別記事でまとめてあるので、分からない方はこちらの記事を読んでみてください。

目的に向かって歩いて行くと、小さな看板で「Asia Food UAB」と書いてある扉があります。かなり分かりにくいので以下の写真を参考に探してみてください。

黒い看板が目印

お店に売っている商品は?

こちらでは、基本的な調味料や乾麺、乾燥わかめ、納豆、カップ麺などを買うことができます。店内はお店というよりは問屋的な雰囲気で、販売者も業者の方が多そうな印象でした。

入り口入って右に曲がると小さな陳列部屋がある

まず和食に一番必要なお米は2kgで4.3€(約500円)と意外にもそれほど高くはありませんでした。スーパーなどで買うと500gで約200円なので、こちらで買った方がかなり安く購入することができます。

韓国語で書かれたお米ですが味は普通に美味しい

味も普通に日本で食べるお米と変わらず、海外特有の独特の匂いもありませんでした。リトアニアのパンやジャガイモなどもとても美味しいですが、和食が恋しくなった時にはやっぱりお米があると嬉しいと思います。

そしてスーパーなどではほぼ手に入らない食材としては、顆粒だし、味噌、乾燥わかめがあります。こちらは、お味噌汁や豚汁、煮物などをする際には必ず必要になってくると思います。特にリトアニアでは魚介出汁というものがなく、鰹節も売っていないので顆粒だしは本当に重宝できそうです。

日本でも有名なメーカーの顆粒だし

味噌については、韓国で作られた味噌と日本用の味噌があります。韓国味噌については一度試してみましたが、かなり臭いがきつく味噌汁などにして飲むにはなかなか難しいと思うので、購入する際には必ず日本用の味噌を購入しましょう

日本用の味噌は冷蔵庫に入っています

続いて、日本人でも好き嫌いが分かれると思いますが、こちらでは納豆を購入することもできます。まさか海外で納豆が買えるとは思っていませんでしたが、リトアニアでは大豆製品食品があまり売っていないので納豆ご飯や納豆巻きが恋しくなった際にはぜひ覚えておいてください。

値段は1パック1€(約120円)と少し高めの設定になっていますが、日持ちも良いので複数個冷蔵庫にストックしておくと良いと思います。

納豆は冷凍食品コーナーに入っています

続いて、和食といえばやはり出汁関係が重要になってくると思いますが、顆粒だしだけではなくて干し椎茸、乾燥昆布、乾燥わかめなどもこちらでは購入することができます。

干し椎茸はスーパーでもたまに見かけることがありますが、やはりこちらの方が少しお買い得になっているので、昆布などと一緒にまとめて購入しておけばお吸い物や椀物にも活用できると思います。昆布は85gで3.5€(約400円)とそれほど高くありませんでした。

昆布は一般のスーパーではほとんど見ることができない

そのほか売っているものとしては、とんかつソースやそうめん、生うどんや、コチュジャン、豆板醤などが売っていました。和食ではありませんが、自炊で麻婆豆腐や麻婆茄子、キムチ鍋をする際にもこちらを使えば簡単に調理できるでしょう。

リトアニアの冬は長くて厳しいものですが、その期間中はお鍋が本当に美味しく感じます。日本であれば鍋の素などが大量に売っていて、簡単にお鍋ができますがリトアニアではそういったものは手に入れることができません。街のスーパーではキムチなども手に入れることはできないので、こういったものをうまく代用すると良いかと思います。

実際に使ってみた感想

こちらで購入した商品では、過去色々な料理を作りました。味噌汁はもちろん、味噌串カツ、茶碗蒸し、煮物、おでん、キムチ鍋などなど。どれもリトアニアで売っているものだけではなかなか難しいものでしたが、とても美味しく食べられました。

コチュジャンを使ったキムチ鍋

繰り返しになりますが、和食を作る際に必要な出汁と味噌が手に入るのは本当にありがたいと感じています。もちろん折角リトアニアにいるのだから、現地の伝統的な食べ物を食べたいという気持ちもあるとは思いますが、現地の方と一緒に食事する際などには一品でも和食があると会話も弾むことだと思います。

出汁があれば煮物も色々作れる

それでもどうしても不足している食材など(練物や豆腐)については、日本でもよく使われているレシピアプリなどを利用すれば、色々な情報が載っているので一度検索してみることをオススメします。

僕はクックパッドをよく利用していますが、「練物、手作り」などと入力すればすぐに作り方が分かるのでとても重宝しています。

クックパッド – 毎日の料理を楽しみにするレシピ検索アプリ – Cookpad Inc.

 

まとめ

いかがでしたか?
今回はリトアニアで生活している人向けの記事でしたが、長期間和食を口にしていないと、その味が恋しくなってくることはどこの国にいても同じことだと思います。

単に日本と同じものを作るのも良いと思いますが、現地の伝統料理に和食のテイストを加えた新しいオリジナル料理を作ってみるのも楽しいかもしれませんね。

ヨウヘイ
ヨウヘイ
僕は日本から持ってきた梅干しをリトアニア人に食べさせてリアクションを楽しんでるよ!笑

●Asia Food UAB●

【住所】Dariaus ir Girėno g. 42, Vilnius 02189

【連絡先】+470 852060706

【営業日】月〜金

【営業時間】10:00〜14:00