こんにちは。ヨウヘイ(プロフィール)です。
今回はリトアニアのアイスクリーム事情についてです。
そう思った方もいらっしゃると思いますが、実はリトアニアでは老若男女を問わず多くの人がアイスクリームを好んで食べています。それは、リトアニアに訪れて街を歩いていればすぐに気づくことかもしれませんが、横断歩道などで嬉しそうにアイスクリームを食べているリトアニア人を頻繁に見かけることができます。
そこで今回は、リトアニア人から人気があって僕が実際に食べてみて美味しかったアイスクリームを5種類ご紹介しようと思います。
目次
リトアニアのアイスクリーム
リトアニアは冬は-20℃になることもあるくらい寒さが厳しいのですが、リトアニア人の方曰く寒いときに食べる食べるアイスがまた美味しいらしいとのことです。まずリトアニアのアイスがどんなものでいくらくらいで買うことができるのかについて簡単にご紹介していきます。
まずリトアニアに売っているアイスの種類はおそらく日本の2倍〜3倍ほどだと思います。日本の様に有名なメーカーが違う味を出してはいますが、バリュエーション的には特別変わった味があるというよりはナッツが入っているか入ってないかや、ソースがチョコクリームなのかキャラメルクリームなのかといった違いの商品が多いです。
そのため、どのアイスも基本的にはバニラとチョコがセットになっていて、アイスキャンディが一部販売されていて残りはほとんどバニラ味のアイスクリームです。
値段は安いもので60円くらい、少し高いもので300円くらいとなっていて、日本で言うハーゲンダッツの様な高級アイスクリームはそれほど多くありません。
アイス5種類食べ比べ
今回は数あるアイスクリームの中で、どこのスーパーでもよく見かけるものを5種類選んでみました。どれもとても美味しいのですが、それぞれどんな特徴があるのか説明していこうと思います。
NYKŠTUKAS(チョコバニラコーン)
まず最初のアイスは、リトアニアの中でもかなり有名な乳製品メーカーが販売している商品で、最もスタンダードなコーンバニラのアイスクリームです。このメーカーはリトアニアで一番有名な牛乳を販売していたりヨーグルトなども複数出していることから、リトアニア版「明治」の様な存在です。
リトアニアではどちらかといえば、コーンタイプのアイスを食べている人が多く、その中でもかなり知名度があるアイスだと言えます。リトアニアに来てまず最初に食べるなら、こちらを選んでおけばまず間違いない感じです。
価格は約90円で、サイズも日本と比べると少し大きめになっています。バニラは少し甘めで日本で言えばラクトアイスタイプのものに近いと思います。
NYKŠTUKAS(フルーツキャンディ)
次に、先ほどのコーンアイスを出しているアイスメーカーのキャンディタイプのものをご紹介します。こちらも日本のアイスキャンディに比べると少し甘めですが、クリームタイプのものと比べるとかなりサッパリしたアイスです。リトアニアはほとんど蒸し暑い日はありませんが、少し気温の高い日に食べるととても美味しく感じます。
日本のアイスで言うと、ガリガリ君が少しフルーティになって甘さが強くなった感じです。
価格は約50円とやや安めになってますが、他のものに比べるとサイズも小さめなのである意味適正な価格であるかなといった感じです。
MAGNUM(アーモンドナッツチョコバー)
こちらは世界的にもかなり有名なMAGNUMから販売されているアイスクリームです。MAGNUMといえばイギリス・オランダのメーカーでハーゲンダッツを抑えてアイス世界シェアNO.1のメーカーです。
バニラアイスの上にナッツの入ったチョコレートがコーティングされているものです。チョコレートもかなり分厚く、ナッツもかなりゴロゴロしたサイズなので高級感あるアイスクリームになっています。
価格は約180円で、他のアイスに比べると少し高めの設定になっています。
バニラ自体はやはり甘めになっていますが、チョコレートも濃厚でとても美味しいです。同じメーカーから他の味も出ていますが、こちらのチョコナッツが一番メジャーなタイプになっています。
Premia KPC(アーモンドナッツチョコバー)
こちらはリトアニアがソ連から独立した後の1992年に設立されたリトアニアのアイスメーカーPremia KPC(本社カウナス)の商品で、NYKŠTUKAS同様に国内でも人気の乳製品メーカーが作っているアイスです。
バニラの外側はMAGNUM同様にチョコナッツでコーティングされていますが、少し細かめのナッツになっていてチョココーティングもMAGNUMに比べると少し薄めです。
アイスは中にクリームソースが入っていて、こちらのものはキャラメルソースとなっています。ソースは完全に凍っておらずアイスと一緒に食べるとうまく絡んでとても美味しいです。
価格は約80円でだいたい平均的な価格になっています。サイズも小さめなのでMAGNUMよりも少し手軽に買えて人気のチョコナッツアイスバーとして知られています。
Super Viva(チョコバニラコーン)
こちらは日本でも有名なユニリーバのアイスクリーム部門で、バルト諸国ではかなり有名なアイスクリームメーカーです。このメーカーの販売しているアイスは全てコーンタイプのものになっていて、ワッフルコーンと言えばこのアイス、というリトアニア人も多くいると思います。
またリトアニアのアイスとしては珍しく、色々な味を出していてマンゴー、チェリー、ストロベリーなどフルーツ系の味が多いアイスとなっています。さらにパッケージもカラフルなものが多く、売り場でもかなり目立つと思います。
コーンはNYKŠTUKASと比べると少ししっとりした感じで、カリッとタイプよりしっとりタイプが好きな人は好んでこのメーカーのアイスクリームを選んでいます。
またクリームの中にフルーツソースが入っていて、日本のアイスでいうとパナップのような味です。フルーティだけど少し甘酸っぱい感じでとても美味しいです。
価格は約120円とリトアニアで売っているアイスの中では標準的な価格になっています。
こちらのアイスは、頻繁に2個で半額キャンペーンをやっていてかなり安く買えることがあるので、そういったタイミングにはまとめ買いする人が多く見られます。
まとめ
いかがでしたか?
今回はリトアニアで売っているアイスクリームで、人気の5種類についてご説明しました。もちろん、それぞれ好みの味は異なるとは思いますが、アイス好きの方ならどれもとても美味しいので一度味わっていただければと思います。
街中にあるKioskや駅や空港など、至る所でアイスを食べているリトアニア人の姿を見ることができますが、そんな時にはどんなタイプのアイスを食べているか見てみるのも面白いかもしれませんね^ ^