リトアニア移住 最初の 90 日の手順 2026(住所登録・個人番号・銀行・健康保険 PSD・家庭医・SIM・運転免許)

最終確認日 2026.10.26一次ソース 28 件(大使館・移民局など公式のページ)

この記事は個人が公開情報をまとめたもので、法的な助言ではありません。手続きの前に必ず各窓口の最新の案内で確認してください。

この記事の数字・日付・条件は全部、2026-10-26 に開いた国の機関のページと、手続きを案内する二次情報(International House Vilnius=ヴィリニュス市の外国人窓口、MiCenter=IOM の移民情報センター)に書いてある値です。確認画面や 403 で開けなかったページは Wayback の保存版で確かめ、保存日を末尾の表に書いています。書いていないことは「未確認」と書きます。円には換算しません。手続きの順番は、各ページに書いてある前提(「〜が無いと〜できない」)から並べたもので、公式の手順書ではありません。

在留許可そのもの(どの根拠で申請するか・手数料・審査期間)は ビザと在留許可 2026、入国のときの手続き(EES・90/180 日)は 入国の手続き 2026、危険度と緊急時の連絡先は 渡航の安全 2026、制度の変更は 新着・制度の変更 にまとめています。

0. 結論(3 行)

  • 起点は一時在留許可(TRP)のカード。カードを受け取ったら 1 か月以内に住所を申告する(seniūnija=区の出張所か自治体。移民局でもできる)。ビザでは住所を申告できない(MiCenter)。申告しないと警告か 10〜14 EUR の罰金(IH Vilnius)
  • 健康保険 PSD(privalomasis sveikatos draudimas/compulsory health insurance/公的な義務の健康保険)は、リトアニアの雇用主に雇われていれば雇用主が自動で加入させ給与から引く。自分で払う人は 2026 年 月 80.48 EUR(毎月末まで)。学生と、働いていない TRP の人は PSD に入れないと MiCenter は書いている(配偶者などの例外あり → 2.6)
  • 銀行の基本的な決済口座は月 1 EUR が上限(2025-01-01 から)。プリペイド SIM も 2025-01-01 から本人確認が必要。日本の免許+国際運転免許証で運転できるのは年 185 日以内(大使館)で、それを超えて住むなら Regitra で学科と実技の試験を受けて切り替える(日本は試験免除の国に入っていない)

1. この記事が効く人・効かない人

  • 効く: 日本国籍で、一時在留許可(leidimas laikinai gyventi/temporary residence permit/TRP)を取ってリトアニアに住み始める人(就労・家族・起業。正規留学の学生も住所申告・銀行・SIM・家庭医は同じ。PSD だけ違う → 2.6)
  • 効かない:
    • 90 日以内の旅行・下見 → 入国の手続き 2026。住所申告も PSD も対象外
    • TRP をまだ持っていない人(申請中・申請前)→ まず ビザと在留許可 2026。この記事の手続きの多くは TRP カードが前提
    • 国家ビザ D(交換留学・研究・季節労働など)で滞在する人 → 住所を申告できず(MiCenter「ビザでは申告できない」)、PSD の対象にもならない(MiCenter)。民間の保険で備える
    • EU/EEA の国籍の人(住所申告の条件・運転免許の扱いが違う)

2. 手順(どの順に動くか)

時期 やること 窓口 期限・条件(公式ページの記載)
出発前 TRP を MIGRIS で申請・住む場所を用意・在留届 MIGRIS/VFS 東京/ORRnet TRP の要件に「住む場所があることの約束」と健康保険(MiCenter)。在留届は日本出発の 3 か月前から出せる
到着〜TRP カード受け取りまで SIM・(非居住者なら)Smart-ID Basic・銀行の相談 携帯会社・銀行 プリペイド SIM も本人確認(2025-01-01〜)
TRP カードを受け取ったら 住所の申告 移民局(カード受け取り時)・seniūnija・自治体 受け取りから 1 か月以内
住所申告のあと 個人番号で e.sveikata・Smart-ID/PSD の加入を確かめる/家庭医の登録 e.sveikata・Sodra・VLK・診療所 家庭医の登録 0.29 EUR
住み始めて 1 年の中で 運転免許の切り替え(年 185 日を超えて住むなら) Regitra 学科と実技の試験

2.1 出発前

  1. TRP を申請する(詳しい手順・手数料は ビザと在留許可 2026)。MiCenter の TRP の必要書類には「住む場所があることの約束(Proof of residence - a commitment that you have a place to live)」と「健康保険」がある。MIGRIS の申請画面では、住所を移民局経由で申告するかを選び、適切な住まいに住所を申告すると約束する欄がある(IH Vilnius)
  2. 住む場所を探す: 12 か月を超える賃貸契約は書面(IH Vilnius)。保証金は IH Vilnius が「家賃 1〜2 か月分が一般的」、MiCenter が「通常 1〜3 か月分」と書いている。MiCenter は、お金を払う前に契約を結ぶこと・契約は英語とリトアニア語の両方で署名することをすすめている。住所申告に使う予定なら、所有者の同意(→ 2.3)を契約に入れてもらう
  3. 在留届: 3 か月以上海外に住む日本人は旅券法第 16 条で義務。日本出発の 3 か月前から ORRnet で出せる(外務省)。大使館は「現地に到着し、住所又は居所が決まりましたら」ORRnet から出すよう案内し、転居・帰国のときも同じシステムで届け出る(大使館 在留届・Wayback 2025-09-13 保存版)
  4. 運転する予定がある人: 日本で国際運転免許証を取っておく(大使館が、年 185 日以内の運転に「日本の運転免許証」と「日本で発行された国際運転免許証」の両方の携行を条件にしている → 2.9)

2.2 到着してすぐ(TRP カードを受け取るまで)

  • SIM: プリペイドの SIM(Ežys・Labas・Pildyk など)も、2025-01-01 から買うときに本人確認のためのデータを出す義務(通信規制庁 RRT 2024-12-30)。確認の方法は各社が決める。IH Vilnius は、プリペイド SIM は Narvesen のキオスク・スーパー・ガソリンスタンドで買え、月 5〜10 EUR のプランがあり、月額の契約には在留許可と保証金が要ると書いている(各社の今の料金表・登録手順は未確認)
  • 緊急の電話は 112(警察・救急・消防)。無料・24 時間で、SIM が無い電話・残高の無い電話からもかけられる(IH Vilnius)
  • 銀行: IH Vilnius は「ヴィリニュスの居住者になれば口座を開ける」とし、身分証かパスポートに加えて、銀行によっては収入やリトアニアとの関係(雇用契約・不動産の所有・在学証明など)を求められる、開設の手数料は 0〜200 EUR(非居住者)、手順は銀行ごとに変わると書いている。個人番号が無いうちに電子の本人確認が要るなら、Smart-ID Basic(ネットバンキング用の限られた版)を Urbo Bank か Artea bankas の窓口でパスポートを見せて作れる(Smart-ID の FAQ。運営は民間の SK ID Solutions)

2.3 TRP カードを受け取ったら: 住所の申告(gyvenamosios vietos deklaravimas/declaration of residence)

  • 誰が: リトアニアの在留許可を持って住む EU/EEA 以外の国籍の人(MiCenter)。在留許可を先に取り、そのあとで申告する。ビザでは申告できない(MiCenter)
  • いつまでに: 在留許可カードを受け取ってから 1 か月以内(IH Vilnius・MiCenter)
  • どこで(どれか 1 つ):
    • 移民局: MiCenter は「在留許可を受け取るときに同時に申告できる」、IH Vilnius は「予約した来訪(原本と生体情報を出すとき)に申告できる」と書いている(どちらの時点かは書き方が違う。MIGRIS の申請画面で選ぶ)
    • seniūnija(区の出張所。住む場所の区)か自治体(ヴィリニュスは Konstitucijos pr. 3 の窓口。IH Vilnius)
    • オンライン: Regitra のページは住所申告を「オンラインでできる」として電子政府ゲートウェイ(epaslaugos.lt)のサービスへリンクしている。外国人がオンラインで申告できる条件(どの本人確認の手段が使えるか)は未確認(Registrų centras・電子政府ゲートウェイのページは 2026-10-26 に確認画面で開けず)
  • 持っていくもの: パスポート、在留許可カード、所有者の同意(自分の持ち家なら不要)→ 3
  • 広さの条件: 大人 1 人あたり居住面積 7 m² 以上(学生は 4 m²)の住まいにだけ申告できる(MiCenter)
  • 申告しないと: 行政違反法典 530 条により、警告か 10〜14 EUR の罰金(IH Vilnius)。申告の期間が終わったら更新が要る(IH Vilnius)
  • なぜ要るか: 医療・社会給付・幼稚園や学校の登録・車の登録などの公的サービスの前提になる(IH Vilnius・MiCenter)。運転免許の切り替えでも使う(→ 2.9)

2.4 個人番号(asmens kodas)と電子の本人確認

  • 個人番号: e.sveikata(電子カルテの公式ポータル)は、使える人を「リトアニアの個人番号(lietuviškas asmens kodas)を持つ人=リトアニア国民か、一時・永住の在留許可を持つ外国人で 18 歳以上」と書き、その人には e.sveikata のアカウントが自動で作られるとしている。個人番号がいつ・どの手続きで付くか、カードのどこに載るかは、今日開けた公式ページに書いていない(未確認)
  • 医療機関は PSD の加入を個人番号で確かめる。個人番号が無い人は、PSD の証明書を出すときに付く識別番号で確かめる(VLK・Wayback 2025-09-10 保存版)
  • Smart-ID(スマホの電子本人確認): 在留許可カードを持つ居住者は、国民と同じ手順(ID カードを使う手順)で登録できる。個人番号の無い非居住者は Smart-ID Basic(→ 2.2)(Smart-ID の FAQ)
  • 適格電子署名: 手書きの署名と同じ法的効力。Smart-ID と一緒に、または Telia・BITĖ・Tele2 の SIM と一緒に配られる SK ID Solutions の証明書がある(IH Vilnius)。ネットバンキングの承認や、電子政府ゲートウェイ(epaslaugos.lt)・Registrų centras・税務署 VMI・Regitra・Sodra への届け出に使う
  • e.sveikata へのログインは、ネットバンキング・モバイル署名・LT ID・IC カードなどで本人確認する(e.sveikata の FAQ)

2.5 銀行口座(基本的な決済口座/pagrindinė mokėjimo sąskaita)

  • リトアニア銀行(中央銀行)の案内(Wayback 2026-02-27 保存版。ページの更新 2026-01-14):
    • 銀行と信用組合は、最低限の決済サービスを 月 1 EUR 以下(低所得の人は 0.50 EUR)で受けられるようにする義務がある。2025-01-01 からの額で、3 年ごとに見直す
    • 含まれるもの: 口座の開設と管理/ネットバンキングと安全なログイン手段/月 15 件以上のユーロの振込(即時払い・口座振替を含む)/入金/決済カードとカードでの支払い(回数無制限)/自行の ATM で月 800 EUR 以上の現金の引き出し/ATM での現金の預け入れ。外貨の振込・他行の ATM・上限を超えた分は別料金
    • 誰が: リトアニアか他の EU の国に合法的に住む根拠がある人(リトアニア国民以外も)。ただしそれが唯一の決済口座の場合で、他の会社に口座があると断られうる。銀行はリトアニアとの職業・経済・社会・個人的なつながりを示すよう求めることができ、示せなければ開設を断れる。本人確認の書類が要る
  • 各銀行の開設の手順は IH Vilnius が Swedbank・SEB・Luminor・Šiaulių Bankas・ARTEA・Danske Bank・Revolut の案内へリンクしている(各行の今の条件は未確認)

2.6 健康保険 PSD(privalomasis sveikatos draudimas)

  • リトアニアの雇用主に雇われている TRP の人: 雇用主が本人を自動で PSD に入れ、保険料は給与から引かれる。自動で入るのは本人と未成年の子までで(VLK・MiCenter)、働いていない配偶者・登録パートナーは自分で払う(→ 下)。リトアニアで 6 か月以上働いたあと失業して雇用サービス(Užimtumo tarnyba)に登録すると、国が PSD を払う(MiCenter)。VLK の被保険者の一覧も、TRP の外国人は「リトアニアで働いている人、または 6 か月以上働いて失業者として登録した人と、その未成年の家族」と書いている
  • 自営(個人事業): 自分で払う(MiCenter・IH Vilnius)。額の計算は事業の形で違う(この記事では扱わない)
  • 配偶者・登録パートナー: 永住許可の外国人、働いている(または 6 か月以上働いて失業登録した)TRP の外国人、リトアニア国民の配偶者・登録パートナーで、自分は働いておらず国の保険にも入っていない人は、自分で PSD を払う義務がある(MiCenter)。Sodra はこれを「2024-07-01 施行の健康保険法 6 条の改正」と書き、Sodra に連絡する必要は無く、データは電子的に届くとしている。移民局に第三国の専門職の家族として登録されていない人が払っても、医療は受けられない(Sodra)
  • 学生と、働いていない TRP の人: MiCenter は「EU 以外の国の学生は国の PSD の対象ではない」「働いておらず、国の保険の対象でもなく、自営でもない TRP の外国人は、自分で PSD を払うこともできない」と書いている。この場合は民間の保険に入るか、受診のたびに全額を払う(MiCenter)。IH Vilnius の健康保険のページは「住所を申告した住民は全員、毎月 PSD を払う必要がある」と一般的に書いているが、外国人の区分ごとの扱いは MiCenter の方が具体的。自分がどちらに当たるかは VLK(電話 +370 5 232 2222。IH Vilnius 掲載)で確かめる
  • 国家ビザ D の人: PSD の対象外(MiCenter)
  • 自分で払う額(2026 年): 最低月給(MMA)1,153 EUR の 6.98%=月 80.48 EUR。毎月その月の末日まで、支払いのコードは 444(Sodra・Wayback 2026-10-15 保存版)
  • PSD があると: 健康保険基金と契約した医療機関での家庭医・専門医・入院・救急などが保険でまかなわれる(一部は紹介状が要る)。PSD が無いと、公立でも私立でも全額自己負担(MiCenter・IH Vilnius)
  • 欧州健康保険カード(EHIC)だけでは、救急の医療と入院に限られ、家庭医の通常の受診は PSD がある人だけ全額カバー(MiCenter)

2.7 家庭医の登録(prisirašymas prie PASPĮ/registering with a GP)

  • 家庭医(šeimos gydytojas)のいる一次医療機関(PASPĮ)は自由に選べる。一度に登録できるのは 1 か所(MiCenter)
  • 登録は様式 025-025-1/a(Prašymas gydytis pasirinktoje gydymo įstaigoje)に書いて出す。出し方は「診療所の窓口で身分証を見せて」「適格電子署名を付けて診療所の指定するメールへ」「電子政府ゲートウェイなど本人確認のできる電子の方法で」「身分証のコピーを付けて郵便か宅配で」(VLK・Wayback 2025-09-10 保存版)。IH Vilnius は窓口か e.sveikata からのオンラインで登録でき、窓口ならふつう 10〜15 分と書いている
  • 書類の手数料は 0.29 EUR。登録から 6 か月たたないうちに別の機関へ移ると 2.90 EUR(全日制の学生などは 0.29 EUR)(VLK)
  • IH Vilnius は、PSD があれば公立の診療所はふつう無料、登録はふつう「リトアニアに住んでいて PSD がある人」ができる、PSD が無くても有料で私立の医療は受けられる、と書いている
  • 出国を申告してあとで戻った人は、PSD に入り直し、家庭医にも登録し直す(VLK)

2.8 SIM と通信の契約

  • プリペイドでも本人確認のデータの提出が義務(2025-01-01 から。RRT)。方法は各社が決める(→ 2.2)
  • 2025-05-01 からの規則(RRT): 会社が契約条件を変えたとき、受け入れるか解約するかを決める期間が 1 か月から 3 か月に。契約したのと同じ方法(ネット・電話など)で解約できる。最低利用期間の前に解約するときの手数料は、実際の損失で説明でき、残りの月額の合計を超えられない

2.9 運転免許(日本の免許のまま運転できるのは年 185 日まで)

  • 年 185 日以内のリトアニア滞在(複数回の入国でも通算)なら、日本の運転免許証と日本で発行された国際運転免許証の両方を持っていれば運転できる(大使館・Wayback 2026-03-17 保存版)
  • 住所を申告し、年 185 日を超えて住むなら、リトアニアの免許への切り替えが必要。切り替えには学科と実技の試験の合格が要り(学科の言語を大使館は「リトアニア語・ロシア語・英語から選択」、MiCenter は「リトアニア語・英語・ポーランド語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・ウクライナ語」と書いており食い違う。受ける前に Regitra で確かめる)、日本の免許はリトアニア側に回収される(大使館)
  • Regitra(運転免許の国の機関)の今のページ:
    • EU/EEA 以外で発行された免許の切り替えは学科と実技の試験が要る。試験が要らないのは英国・スイス・韓国(B・BE)・ウクライナ・UAE・モルドバの免許などだけで、日本は入っていない
    • 切り替えられるのは「リトアニアに常に住む場所がある人」。暦年ごとに 185 日以上の住所申告(人口登録簿から Regitra が自動で取る)か、雇用契約・個人事業の証明などでリトアニアとのつながりを示す
    • 有効な免許だけが切り替えの対象。リトアニアに住んでから期限が切れた免許は、到着から 1 年以内なら切り替えられる
    • 流れ: ①医療機関で運転者の健康診断書(電子で Regitra に届く)→ ②Regitra に身分証・健康診断書・免許とリトアニア語の翻訳・(試験を受けるとき)応急手当の講習の修了証を持って行く(免許が条約の様式に合わなければ国際運転免許証も)→ ③学科と実技の試験 → ④受け取り(自宅へ配達 6.99 EUR・宅配ロッカー 4.90 EUR・Regitra の支店)
  • MiCenter: 健康診断は外国で受けたものは認められず、リトアニアの医療機関で受ける。試験の申し込みには住所申告をした居住者であることが要り、ビザだけの人は受けられない。試験の手数料は学科 10 EUR・実技 41.26 EUR(MiCenter の記載。Regitra の料金表は未確認)。実技は国の言語で行い、話せない人は EU の公用語の通訳を付けられる
  • IH Vilnius: EU 以外で登録した車は暦年で 90 日まで(EU で登録した車は 180 日)リトアニアを走れる。住み始めたら車をリトアニアで登録する必要があり、登録には住所申告が要る

段ボールと鍵とカードのある新しい部屋のイラスト

3. 必要書類(公式ページに書いてあるものだけ)

手続き 公式ページに書いてあるもの 出どころ
住所の申告 パスポートか ID カード/在留許可カード(MiCenter は申告書とパスポート・在留許可のコピー)/所有者の同意(持ち家なら不要)。同意の形は、IH Vilnius が「所有者が一緒に行って申告書に署名」「住所申告を許すと明記した賃貸契約」「所有者が epaslaugos.lt で同意済み」、MiCenter が「署名した賃貸契約」「公証された所有者の同意」「所有者と一緒に移民局か seniūnija へ行く」。学生寮は寮の管理者の同意。未成年の子は親と一緒に申告し、所有者の同意は要らない IH Vilnius・MiCenter
PSD(自分で払う人) Sodra への連絡は不要(配偶者などはデータが電子的に届く)。支払いのコード 444 Sodra(Wayback 2026-10-15)
家庭医の登録 様式 025-025-1/a と身分証(VLK)。IH Vilnius はパスポートか ID カード・個人番号(あれば)・在留許可・連絡先 VLK(Wayback 2025-09-10)・IH Vilnius
銀行口座 本人確認の書類。銀行によっては収入とリトアニアとの関係の証明(雇用契約・不動産の所有・在学証明など)。基本的な決済口座では、つながりを示すよう求められることがある IH Vilnius・リトアニア銀行(Wayback 2026-02-27)
Smart-ID 居住者は在留許可カード(ID カードの手順)。非居住者は Urbo Bank か Artea bankas の窓口でパスポート Smart-ID の FAQ
SIM プリペイドは本人確認のデータ(方法は各社)。月額の契約は在留許可と保証金 RRT・IH Vilnius
運転免許の切り替え 身分証/リトアニアの医療機関の運転者の健康診断書/免許とリトアニア語の翻訳/応急手当の講習の修了証(試験のとき)/(様式が条約に合わなければ)国際運転免許証/185 日の住所申告か、つながりを示す書類 Regitra・MiCenter
年 185 日以内の運転 日本の運転免許証+日本で発行された国際運転免許証(両方を携行) 大使館(Wayback 2026-03-17)
在留届 ORRnet でオンライン(書面で出した人の変更は大使館へ書面) 外務省・大使館(Wayback 2025-09-13)

4. 費用と期間(EUR。円は書かない)

項目 金額・期間 出どころ(確認日)
住所の申告の期限 在留許可カードの受け取りから 1 か月以内 IH Vilnius・MiCenter(2026-10-26)
住所を申告しない・偽る 警告か 10〜14 EUR の罰金 IH Vilnius(2026-10-26)
住所の申告の手数料 未確認(Registrų centras のページは確認画面で開けず) −
PSD を自分で払う(2026 年) 月 80.48 EUR(MMA 1,153 EUR × 6.98%)。毎月末日まで・コード 444 Sodra(2026-10-26。Wayback 2026-10-15 保存版)
PSD の滞納 切れた保険は、それまでの未納の全額と当月分を払うまで戻らない。払ったお金はまず未納分に充てる Sodra(同上)
家庭医の登録 0.29 EUR。6 か月以内に別の機関へ移ると 2.90 EUR VLK(2026-10-26。Wayback 2025-09-10 保存版・ページの更新 2025-07-04)
基本的な決済口座 月 1 EUR 以下(低所得 0.50 EUR)。2025-01-01 から・3 年ごとに見直し。振込 15 件以上・ATM 800 EUR 以上を含む リトアニア銀行(2026-10-26。Wayback 2026-02-27 保存版)
銀行口座の開設の手数料 0〜200 EUR(非居住者)と IH Vilnius は書いている。各行の料金は未確認 IH Vilnius(2026-10-26)
プリペイド SIM IH Vilnius は「月 5〜10 EUR のプラン」と書いている。各社の料金表は未確認 IH Vilnius(2026-10-26)
運転免許の試験 学科 10 EUR・実技 41.26 EUR(MiCenter の記載)。切り替えた免許の発行の手数料は未確認 MiCenter(2026-10-26)
新しい免許の配達 自宅 6.99 EUR・宅配ロッカー 4.90 EUR Regitra(2026-10-26)
日本の免許での運転 年 185 日以内(日本の免許+日本の国際運転免許証) 大使館(2026-10-26。Wayback 2026-03-17 保存版)
TRP の審査と手数料(参考) およそ 45〜90 日・220 EUR(90 日)/440 EUR(45 日)。詳しくは ビザと在留許可 2026 MiCenter(2026-10-26)

5. よくあるつまずき

  • ビザ(国家ビザ D)や申請中の状態で住所を申告しようとする → できない。在留許可を先に取る(MiCenter)
  • 住所申告を 1 か月以内にしない → 警告か 10〜14 EUR の罰金(IH Vilnius)。車の登録・幼稚園の登録などもできない
  • 賃貸契約に住所申告の同意が入っていない → 所有者の同意が別に要る(→ 3)。お金を払う前に契約を結ぶよう MiCenter が注意している
  • 狭い部屋に何人も申告しようとする → 大人 1 人 7 m²(学生 4 m²)以上が要る(MiCenter)
  • 学生・働いていない TRP なのに PSD に入れると思う → MiCenter は「入れない(自分で払うこともできない)」と書いている。民間の保険を用意する。配偶者などの例外は 2.6
  • 自分で払う PSD を滞納する → 未納の全額と当月分を払うまで保険が戻らない(Sodra)
  • 長く国を離れるのに出国を申告しない → MiCenter は「180 日を超えて出国するなら出国を申告する。しないと PSD の債務がたまりうる」、Sodra は「6 か月を超えて出国するなら、PSD の計算を止めるには出国の申告が要る」と書いている。戻ったら PSD と家庭医の登録をやり直す(VLK)
  • 家庭医を 6 か月以内に替える → 2.90 EUR(VLK)
  • 基本的な決済口座を 2 つ目の口座として頼む → 唯一の決済口座でないと断られうる(リトアニア銀行)
  • 日本の免許だけで運転する → 大使館は日本の免許と日本で発行された国際運転免許証の両方を条件にしている。年 185 日を超えて住むなら切り替えが要り、日本の免許は回収される
  • 運転の健康診断を日本で受けていく → 外国で受けたものは認められない(MiCenter)
  • SIM を本人確認なしで買えると思う → 2025-01-01 からプリペイドも本人確認(RRT)
  • 日本の年金とリトアニアの社会保険の二重加入 → 日本とリトアニアに社会保障協定は無い(厚労省の 2026-06-02 現在の一覧の、発効済・署名済・交渉中・予備協議中のどこにもリトアニアが無い)。どう扱うかは日本の年金事務所と Sodra に確かめる

6. 2025〜2026 で変わったこと(「新着・制度の変更」欄と同じ 1 行)

  • 2026-04: 日本とポーランドの社会保障協定が署名。リトアニアとは協定なし(厚労省 2026-06-02 現在)
  • 2026-01-01: 自分で払う PSD が 月 80.48 EUR に(最低月給 1,153 EUR の 6.98%。2025 年は 1,038 EUR × 6.98%=72.45 EUR)(Sodra)
  • 2025-05-01: 通信契約の条件変更への猶予が 1 か月から 3 か月に・契約と同じ方法で解約できる・早期解約金は残りの月額が上限(RRT)
  • 2025-01-01: プリペイド SIM(Ežys・Labas・Pildyk など)の購入時に本人確認のデータの提出が義務に(RRT)
  • 2025-01-01: 基本的な決済口座の上限が 月 1 EUR(低所得 0.50 EUR)・ATM 800 EUR に(2025〜2027 年。リトアニア銀行理事会の 2024-09-24 の決定 No. 03-106)
  • 2024-07-01: 第三国(EU 以外)の専門職の家族(配偶者・登録パートナー)が、就職前でも PSD を自分で払って公的な医療を受けられるように(健康保険法 6 条の改正。Sodra)

7. 一次ソースと最終確認日

出どころ URL 見た日 何を確かめたか
International House Vilnius(ヴィリニュス市の外国人窓口)住まいと住所申告・住所の申告 https://ihvilnius.lt/housing-and-declaring-place-of-residence ・ https://ihvilnius.lt/place-of-residence-declaration 2026-10-26 12 か月超は書面・保証金 1〜2 か月・申告は移民局か自治体・カード受け取りから 1 か月・530 条で 10〜14 EUR・在留許可が先・持ち物と所有者の同意
International House Vilnius 健康保険・家庭医の登録・救急医療 上の frontmatter の URL 2026-10-26 雇用主が PSD を扱う・自営は Sodra・VLK の電話・登録は窓口か e.sveikata・10〜15 分・112 は SIM 無しでも
International House Vilnius 役立つ情報・運転と車の登録・適格電子署名 上の frontmatter の URL 2026-10-26 SIM の購入場所と月 5〜10 EUR・契約は在留許可と保証金・銀行の書類と 0〜200 EUR・車の 90/180 日と登録・Smart-ID と SIM の電子署名
MiCenter(IOM の移民情報センター)TRP・住所の申告・健康保険・医療の仕組み・賃貸・電子サービス 上の frontmatter の URL 2026-10-26 住む場所の約束と保険が TRP の要件・45〜90 日・220/440 EUR・ビザでは申告不可・7 m²(学生 4 m²)・180 日超は出国の申告・雇用主が自動加入・学生と働いていない TRP は PSD 不可・配偶者は自分で払う・80.48 EUR・D ビザは対象外・保証金 1〜3 か月
MiCenter 運転免許・運転免許の試験 上の frontmatter の URL 2026-10-26 学科と実技・外国の健康診断は不可・住所申告した居住者だけ受験・学科 10 EUR・実技 41.26 EUR・通訳
Sodra 自分で PSD を払う https://sodra.lt/imokos/savarankiskai-moku-privalomojo-sveikatos-draudimo-psd-imokas 2026-10-26(本体は確認画面で開けず。Wayback 2026-10-15 保存版) 自分で払う人の条件・6.98% × 1,153 EUR=80.48 EUR・月末・コード 444・滞納の回復・2024-07-01 の改正・6 か月超の出国の申告
国家疾病基金 VLK 誰が PSD の被保険者か 上の frontmatter の URL 2026-10-26(本体は確認画面で開けず。Wayback 2025-08-15 保存版・ページの更新 2024-07-30) 働いている(6 か月働いて失業登録した)TRP の外国人と未成年の家族・その配偶者
国家疾病基金 VLK 家庭医への登録の手順 上の frontmatter の URL 2026-10-26(本体は確認画面で開けず。Wayback 2025-09-10 保存版・ページの更新 2025-07-04) 自由に選べる・様式 025-025-1/a と出し方・0.29/2.90 EUR・6 か月・個人番号で PSD を確認・戻ったら登録し直し
e.sveikata よくある質問 https://www.esveikata.lt/duk/duk-1 2026-10-26 個人番号を持つ国民と在留許可の外国人(18 歳以上)・アカウントは自動・ログインの手段
リトアニア銀行 基本的な決済口座 https://www.lb.lt/lt/pagrindines-mokejimo-saskaitos-krepselis 2026-10-26(本体は確認画面で開けず。Wayback 2026-02-27 保存版・ページの更新 2026-01-14) 1 EUR/0.50 EUR・2025-01-01・3 年ごと・含まれるサービス・合法的に住む根拠・唯一の口座・つながりの証明・決定 No. 03-106
Smart-ID(民間)FAQ https://www.smart-id.com/?p=5484 2026-10-26 在留許可カードで国民と同じ手順・非居住者は Urbo Bank/Artea bankas で Smart-ID Basic
通信規制庁 RRT 2024-12-30 上の frontmatter の URL 2026-10-26 プリペイドの本人確認 2025-01-01・条件変更の猶予 3 か月・同じ方法で解約・早期解約金の上限(2025-05-01)
Regitra 免許の切り替え(EU/EEA 以外) 上の frontmatter の URL 2026-10-26 学科と実技・免除国の一覧に日本なし・185 日の住所申告かつながりの書類・期限切れは 1 年以内・持ち物・配達 6.99/4.90 EUR・住所申告はオンラインでできるとして epaslaugos.lt へリンク
在リトアニア日本国大使館 リトアニア滞在情報(令和 7 年 3 月 21 日) https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryouji_taizai.html 2026-10-26(本体は 403。Wayback 2026-03-17 保存版) 年 185 日以内は日本の免許+日本の国際運転免許証・超えたら切り替えと学科・実技・日本の免許の回収
在リトアニア日本国大使館 在留届(令和 7 年 4 月 1 日) https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryouji_zairyutodoke.html 2026-10-26(本体は 403。Wayback 2025-09-13 保存版) 住所が決まったら ORRnet から・変更と帰国も ORRnet・3 か月未満はたびレジ
外務省 たびレジ・在留届 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/ 2026-10-26 3 か月以上は旅券法第 16 条で義務・出発の 3 か月前から
厚生労働省 社会保障協定の締結状況(2026 年 6 月 2 日現在) https://www.mhlw.go.jp/content/12500000/shakaihoshou-gaiyou02.pdf 2026-10-26 発効済 24・署名済 1(ポーランド 2026 年 4 月)・交渉中 3・予備協議中等 1。リトアニアは無い

未確認(公式ページに記載なし・開けなかった。2026-10-26 時点): 個人番号(asmens kodas)がいつ・どの手続きで付くか、在留許可カードのどこに載るか/外国人がオンライン(電子政府ゲートウェイ)で住所を申告できる条件と、住所申告の手数料(Registrų centras と epaslaugos.lt は確認画面で開けず、Wayback にも無い)/Sodra・VLK・リトアニア銀行・大使館の今日の本文(確認画面・403 のため上の保存版で確認)/2027 年の自分で払う PSD の額(2026-10-15 保存版の Sodra のページに無い)/プリペイド SIM の各社の登録手順と料金(Labas は確認画面、Pildyk は画面の描画が要り本文を取れず)/各銀行の口座開設の条件と手数料/Regitra の免許の切り替え・発行の手数料(Regitra のページに記載なし。試験の手数料は MiCenter の記載だけ)/日本の国際運転免許証で運転できる期間の、リトアニア側の法令の条文(大使館の「年 185 日」の案内だけ確認)/学科試験で選べる言語(大使館と MiCenter で食い違う)/正規留学の学生が PSD 以外に入る保険の要件(→ ビザと在留許可 2026)。

この記事の変更履歴

2026.10.26公開前に legal の指摘を反映(二次情報の書き方・自動で PSD に入る家族の範囲・出典表の追記)
2026.10.26初版(下書き。2026 年の PSD 80.48 EUR・学生と働いていない TRP は PSD に入れない・基本の決済口座 月 1 EUR・プリペイド SIM の本人確認・日本の免許は年 185 日まで を反映)

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