こんにちは。ヨウヘイ(プロフィール)です。
今回は、リトアニアにある民俗博物館のご紹介です。
こちらの博物館は敷地面積が195ヘクタールあり、ヨーロッパで最大の民俗博物館となっています。また、リトアニアには民俗博物館は一つしかなく、リトアニアの歴史を知る上でとても重要な場所となっています。
目次
リトアニア民俗博物館(Lithuanian Folk Museum)
リトアニア民俗博物館(Lithuanian Folk Museum)はカウナスから東へ10キロほどの場所にあります。
電車で行く場合は「Pravenishkes」という駅が最も近いですが、この駅からも約5キロほど離れています。徒歩はかなり時間がかかってしまうので、タクシー(約7€)を呼ぶと便利だと思います。
タクシーの配車予約はカウナスから迎えにくることが多いので、時間には少し余裕を持っておく必要があると思います。また、タクシー配車の方法がよく分からない方は以下の過去記事をご参考にしてください。
こちらの民俗博物館は、先にお話しした通り相当広くて全てを見ようとすれば1日掛りで来る必要があると思います。実際に中に入ると、日本の民俗博物館とは全く違って壮大な公園の中にいるような印象です。
入場する時にこの博物館の地図をもらったんですが、この森の中は、リトアニアの各時代ごとの村が形成されていて、それぞれの村を順番に見て回るといった感じになっています。
しかし、その集落同士が相当離れていて次の村に向かう途中はほぼ森の中をハイキングしているような気分です。
リトアニアの各時代を表した村
民俗博物館という名前の通り、こちらはリトアニアの各時代を再現した住居や展示物を実際に見ることができます。そしてその対象となっている時代とは、18世紀末から20世紀前半のリトアニア各地方が選ばれており、ズキヤ、アウクスタイキヤ、ウヴァルキヤ、ジェマイティヤ、小リトアニア国と呼ばれる地域の暮らしが再現されているようです。
各村は、時代や住んでいる人の身分などによって住居の形もだいぶ異なり、時代・地域の発展品や工芸品なども展示されていて視覚で時代の変化を感じることができます。
近代に近い村では、小学校や郵便局、酒屋などもあり、まるでその時代の村にタイムスリップしたような感覚になります。中には売店などもありジュースやアイスクリームも売っているので、少し休憩しながら昔の雰囲気の中でまったりしてみるのも楽しいと思います。
また村の中には本屋などもあり、昔のリトアニアの歴史について書かれたものも置いてありました。こちらでは実際に購入することもできるので、興味のある方はこちらでそういった本を探してみるもの楽しいかもしれませんね。
実際に見て回って見た感想
今回、こちらの民俗博物館へ行ってみて感じたことは、とにかく広い!ということです。
これは行く前から分かっていたことですが、広さに加えて各展示村の感覚もかなり離れていることが予想外でした。なので、こちらを見学希望の方はぜひ動ける格好で行くようにし、時間もたっぷりと用意して見学することをオススメします。
森の中を散歩すること自体は自然に囲まれていてとても気持ち良く、近くには湖もあり湖畔でお弁当を食べたりするのもとても気持ち良いと思いますが、時間的に余裕のない方にとってはゆっくり見ることができず大変になってしまうので時間管理には十分注意しましょう。
スケジュール的には、お昼前くらいに到着して数カ所見学をし、森のベンチでお昼ご飯を食べてからまた何ヶ所か村を見学するといった感じが良いのではないでしょうか?
さらに、要予約制とはなっていますが、手工芸品(琥珀作りやガラス作り)の体験や、リトアニアの伝統ミュージックに合わせた合わせたダンスなどの教育プログラムも組まれています。
申し込みを希望する方は、事前に以下のサイトより申し込みを完了させておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はリトアニアの人の暮らしを実際に目で見て、違いを感じられる民俗博物館のご紹介でした。カウナスから近い距離にありますが、なかなか観光客の目には触れる機会のない場所ですがリトアニアの自然を感じながら歴史を勉強することのできる貴重な場所です。
お子さん連れの方などは、のんびりと散歩しながら楽しい時間を過ごせることになると思います。
リトアニアの古い暮らしに興味があって、自然の中で気持ち良い時間を過ごしたい方は是非訪問してみてくださいね!
- WEBサイト http://www.llbm.lt/en/
- 営業時間 月〜土 8時〜17時、日 8時〜15時45分(※12時〜12時45分は昼休憩)
- 入館料 3€〜5€(併設博物館が会館時期によって変動あり)ただし、未就学、80才以上の方は無料