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ベルタワーはリトアニア旧市街が一望できる高さ68メートルの絶景写真スポット!

こんにちは。ヨウヘイ(プロフィール)です。

海外旅行をする際には、現地でその国の雰囲気が感じられる素敵な写真を撮ることも一つの目的だと思います。そしてリトアニアといえば北欧調の可愛らしい街並みが特徴的ですが、今回はそんなリトアニアの景色が一望できるオススメ絶景スポットの紹介です。

リトアニアは日本と異なり、起伏があまりない地形で高い建物に登らないとなかなか景色を一望することができません。しかし旧市街地には教会などを除くと高い建物はほとんどなく、街全体の雰囲気を見ることが意外と難しいです。

暖かい季節になると気球船なども飛んでいるので、乗船体験をする方はリトアニア旧市街地を見渡すことができるかもしれませんが、気候等にも影響するため旅行中に必ず乗れるわけでもありません。

ヨウヘイ
ヨウヘイ
でもせっかく海外旅行したなら写真とか撮ってSNSとかに投稿したいんだよね〜

そこで今回は、リトアニア旧市街のど真ん中にあって景色を一望できる場所についてご紹介します。

目次

ビリニュス大学内にあるベルタワー

その場所とは、ビリニュス大学の敷地内にある「ベルタワー」です。

ベルタワーとはセントジョンズ教会の鐘楼タワーで、教会のすぐ横に建てられています。そしてその高さは68メートルで旧市街の建築物としては最も高いものとなっています。また、セントジョンズ教会とは1426年に建てられた教会で、当初はゴシック様式だったそうですが旧ソ連の侵略時代には倉庫として利用され、その後バロック様式の外装に変更され現在に至ります。

セントジョンズ教会(左)の横に並ぶベルタワー(右)

ベルタワーの見学者は45メートル地点まで登ることができます。またこのベルタワー内部には「フーコーの振り子」で有名な地球の自転の影響を示す「振り子」も設置されています。天井から吊り下げられた数十キロほどもあるボールが、地球の自転とともに振れる方向が変わるのを見ることもできます。

ベルタワー1階にある「フーコーの振り子」

ベルタワーに登るためには?

先ほどもお伝えした通り、ベルタワーはビリニュス大学の敷地内にあります。通常ビリニュス大学の学生以外が敷地内に入るためには施設見学料として1.5€(約200円)が必要です。そして、このベルタワーに登るためには別途2.5€(約320円)が必要です。つまり両方合わせて4€(約520円)が必要です。

ヨウヘイ
ヨウヘイ
ん〜街の写真撮るには絶妙な金額設定だな〜

しかし実は2.5€だけでベルタワーに登る方法もありますそれは、大学に入る際に正面から入るのではなくベルタワーの入り口から入るだけです。実際には、どちらの入り口から入っても受付の人にきちんと伝えれば支払う必要はないのかもしれませんが、通常の面入り口から入ると何も言わずに大学入場料の1.5€を徴収されるので、大学施設を見学する気がない方は裏側のベルタワー入り口から入った方が間違い無いと思います。

こちらが大学の正面入り口。ここでは大学施設見学料の1.5€を払う必要があります
こちらがベルタワー側の入り口から入った料金所。ここでは2.5€払います。

Googleマップなどでビリニュス大学への行き先を調べると、正面の入り口を案内されることが多いので、ベルタワーへ行く際には「ナルティスホテル」を目印にすると良いと思います。

ベルタワーは「ナルティスホテル」の目の前にあります。ホテルを出て真正面に見える高い建物がセントジョンズ教会とベルタワーです。

ナルティスホテルの真ん前から見えるのがベルタワーでその横に裏手側の入口があります

ベルタワーの中の様子

チケットを買って、ベルタワーの中に入るとまず最初に「フーコーの振り子」があります。そこから階段とエレベーターのどちらかを使って45メートル上まで登ることになります。

階段は昔の作りのままなので利用する際には踏み外しにご注意を

階段で登ってもそれほど時間はかかりませんが、階段幅が狭く結構高さも急なので階段を使う際にはご注意ください。エレベーターを使って上まで行くとついに絶景ポイントに到着です。

エレベーターを使っても最後の数メートルは階段で登ります
階段を上ると四方が開けた状態でその外周を一周できます。
ベルタワーの中から見た景色

そこから見える景色は、地上から45m上るだけでリトアニア旧市街が一望でき、初めて見た方はきっと感動することだと思います。建物の周り360度を一周でき、目を遮るもののないリトアニア旧市街は写真スポットとしても旅の思い出としても最高のものになるのではないでしょうか。

リトアニアの街並みが一望できる
高い建物が少ないため遠くまで見渡すことができます。

セントジョンズ教会

ベルタワーに登るだけでも大満足だと思いますが、折角来たのであれば隣接するセントジョンズ教会も一緒に見て回ることをオススメします。1993年にローマ教皇のヨハネパウロ2世が訪れた教会の中は、神聖な空気感の漂う歴史ある建築物として観光客にも人気のスポットとなっています。

タイミングが良ければ、教会内でパイプオルガンの演奏を聞くことができます。ベルタワーとセットでぜひ訪れて欲しい場所です。

ヨーロッパらしい建築手法の教会は歴史を感じさせる雰囲気

まとめ

いかがでしたか?

今回は旧市街を観光中に、写真スポットとして最も最適な場所「ベルタワー」のご紹介でした。リトアニアは午前中の方が空が綺麗に見えることが多いので、訪れる際にはできるだけ早い時間に行くことをオススメします。

なお、ベルタワーに登れる時期は5月〜9月の10時〜18時となっています。寒い時期には閉鎖されているようですが、気候的にも日本からの観光客も多い時期だと思うのでビリニュス観光を検討されている方はぜひ立ち寄ってみてください!

ヨウヘイ
ヨウヘイ
リトアニアで売っている絵葉書なんかもここからの景色の写真が多いよ!