こんにちは。ヨウヘイ(プロフィール)です。
今回はリトアニアの首都ビリニュスから旧市街地への行き方についてです。観光でリトアニアへ来る方は到着後その足で観光に出る方と、ホテルに向かう方に分かれると思います。ただし、ビリニュスで滞在する場合、ホテル等も旧市街地近くに立地することが多いため、空港から旧市街地への移動はほとんどの方がリトアニアで最初に経験する行程ではないでしょうか?
ビリニュスでの移動手段については、公共交通機関をはじめ色々と選択が可能ですが、今回は空港から旧市街地までの移動に絞って、バスとタクシーでの行き方についてご紹介させていただきます。
空港からタクシーを使う場合
ビリニュス空港に到着して、建物を外に出るとすぐにタクシーが複数台停車していることに気付くと思います。電話することもなく目の前に停まっているタクシーに乗車したい気持ちは分かりますが、こちらについてはあまりオススメできません。
リトアニアに限らず、空港側で停車しているタクシーに乗車すると正規の金額よりも高い料金を請求されることがあります。法外な金額を請求されることはないでしょうが、地味に3倍〜4倍ぐらいの金額を請求されることがあるでしょう。現地に着いたばかりで、料金相場も何も分からない状態でのタクシー乗車はできるだけ控えるようにしましょう。
ただし、荷物などが多くて空港からタクシーを使いたい方もたくさんいらっしゃると思います。そんな方は、停車中のタクシーではなくタクシー配車アプリを使用することをオススメします。タクシー配車アプリについては、別記事にてまとめてあるのでそちらをご確認ください。
今回は実際にタクシー配車アプリ「Bolt」を使ってどれくらになるかを試算してみました。目的地にはビリニュスの旧市街地にあるビリニュス大聖堂を設定してみました。
すると今回のタクシーは7分後に空港に送迎可能で、目的地までは4.9€(600円くらい)と表示されました。
- 乗車までの時間 5分前後
- 料金 約600円
- 距離 7km
- 到着までの時間 13分
空港からバスを使う場合
ビリニュス空港の到着ゲートを出てすぐ正面の出口を出ると、そこにはすぐバス乗り場があります。バスに乗ればビリニュス市内の色んな場所へ行けますが、空港から乗車できるバスは4種類あるので行き先に合わせて乗り間違えないように注意しましょう。
バスの乗車方法については以前書いた記事をご参考にしてみてください。
なお、空港到着したばかりでまだビリニュスのバスカードを持っていないという方は、ビリニュス空港出発ゲートの側にKioskがあるので、そちらで購入することも可能です。
アプリでのバスチケットを購入予定の方も、SIMカードが必要になるのでこちらもKioskで購入する必要があります。バス内で現金払い以外の支払い方法を希望する方は、空港内でそれぞれ必要なものを準備しておきましょう。
- 【バス番号1、2】ビリニュス駅(Stotis)行きのバス
- 【バス番号3G】リトアニア音楽演劇アカデミー (Vaižganto)から大聖堂まで徒歩10分
- 【バス番号88】ハレス市場・夜明けの門(Aušros vartai) 、リトアニア国立オペラ・バレエ劇場(Vinco kudirkos aikštė)から大聖堂まで徒歩5分
今回は大聖堂までの経路を探したのですが、空港から直接大聖堂までのバスは出ていませんでした。近くまで行くバスに乗車してそこから歩くか、途中でバスを乗り換える必要があります。参考記事にも書いてある通り、リトアニアのバスは乗車回数ではなく制限時間内なら何度でもの乗り換え可能なので、もし上手く乗り換えができそうであればぜひ挑戦してみてください。
バスの時刻表についてはこちらの「Trafi」というアプリを使って検索できます。路線図も表示されたり行き先に適したバスを選択したりと、バルト三国ので旅行をする方であればかなり便利なアプリだと思うので先にダウンロードしておくことをオススメします。
今回は乗り継ぎなしの、近くのバス停から徒歩で向かった場合の時間で計算しています。
- 乗車までの時間 10分前後
- 料金 約80円
- 距離 7km
- 到着までの時間 30分
まとめ
今回はビリニュス空港から旧市街地までの交通手段についてお伝えしました。旧市街地からはビリニュス駅は徒歩圏内ですし、その辺りまで到着すればあとは散歩しながらでの移動も可能だと思います。
また今回は目的地を「大聖堂」と設定しましたが、その他の場所の場合もGoogleマップとTrafiアプリがあればどこでも簡単にその経路が検索できます。
心配な方は、事前に時刻表などを調べておくこともできるのでぜひ活用してみましょう。リトアニアの公共交通は結構時刻にもしっかりしていて、本数もとてもたくさん走っているので、10分ほど待っていればまた次のバスが到着するといった様子です。
リトアニアへ訪れた際には、各々の状況に合わせてよりバスやタクシーなど使いやすい交通手段を使い分けましょう。