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ユネスコ世界遺産「ケルナベの丘」リトアニア観光ならココがオススメ!

こんにちは。ヨウヘイ(@yohei_mmt)です。

今回は「リトアニアのトロイ」とも呼ばれ、ユネスコ世界自然遺産にも指定されているケルナベにある「ケルナベの丘」のご紹介です。

リトアニアといえば、最も魅力的なものの一つとして壮大な自然だと思います。普段の日本と違った異国の、しかもヨーロッパの開放感あふれる自然に触れる体験は、観光で訪れる方にとって大変魅力的だと思います。

しかし、観光ツアーなどでは歴史的な場所を見ることはあっても、なかなかケルナベのような場所を訪れることは無いと思います。理由としては、やはりまだあまり日本への知名度がないことと観光へのアクセスが整っていないことが考えられます。

今回は、そんなケルナベの魅力と現地までの交通アクセスの方法についてお話ししたいと思います。

リトアニア人もよく訪れる「ケルナベの丘」

「ケルナベ」という街の歴史

ケルナベは現在のリトアニアの首都ビリニュスと旧ロシア占領時代の暫定都市カウナスの間に位置するビリニュスから約35km西に位置する街の名前です。

ケルナベでは紀元前より居住者がいたとされ、ケルナべ古代遺跡では旧石器時代後期から中世までの住居跡が発掘されています。時代は異なりますが、日本で言う所の「奈良県」のような場所だと言えます。

ケルナベが最も栄えたのは中世時代のリトアニア大公国で、木製の城や教会などが建てられていたと記録されています。また古くから文化の発展したこの地では当時の歴史的な遺物なども多く発掘されており、考古学的にも注目を集める場所となっています。近年ではケルナベは別名「リトアニアのトロイ」とも呼ばれています。

13世紀に建てられた木製の教会

しかしケルナベは、14世紀後半にドイツからの十字軍遠征によって全て壊滅状態となり、ケルナベ城をはじめとする古代の遺跡は全て破壊され、再び発見された18世紀ごろまでの間、土の下で長い間眠り続けることとなってしまいました。

現在では一部の復元された建物や移設された物を除き、残っているものは多くありませんが、少なくとも130個以上あったとされる古墳や地層から発掘された遺跡などを見学することのできるケルナベ考古学歴史博物館で歴史を学ぶことができます。

ケルナべ考古学歴史博物館

ケルナべ考古学歴史博物館

ケルナベという場所がリトアニアの文化・歴史的にもかなり重要な場所だということはお伝えしましたが、ケルナべ考古学歴史博物館の近隣はとても魅力的な場所です。もちろん観光に訪れる方にとっても同様です。

ケルナべ考古学歴史博物館は過去のリトアニアの王たちの古墳に囲まれた「ケルナベの丘」の中にあります。そのため、博物館の近隣を散歩すればすぐに小高い丘へ行くことができ、そこからケルナベの雄大な自然を一望することができると思います。

雄大な自然が広がるケルナベの丘

リトアニアの国旗カラーの意味の一つにもなっている、雄大な自然はビリニュス市内やカウナス市内ではそれほど多く感じることはできないと思います。しかし、ケルナベではネリス川の美しくうねり曲がった川の渓谷、それを一望できるような数々の丘、四季折々の自然を感じさせてくれる豊かな緑あふれる景観が素晴らしく、リトアニア国内に住んでいる人の多くがレジャーとしても度々訪れる場所となっています。

公園への入り口も木々が気持ち良い

観光としてはあまりオススメされることが少ないケルナベですが、ケルナべ考古学歴史博物館では当時の生活の様子や街の地図などが展示されており、歴史好きな方や自然の好きな方には大変オススメできる場所となっています。

当時使われていた装飾品や日用品が飾られている

その他近隣の施設

ケルナべ考古学歴史博物館は、ケルナベの丘と呼ばれる過去の王たちの祭壇の丘の中心に建てられています

そして、その周辺一体は遊歩道のようになっていて、晴れた日にはとても気持ちよく散歩することができます。子供連れの若い夫婦や、カップルなどを始めて犬と一緒に散歩する人なども多く見られ、単に歴史的な場所というだけでなく現地の人の生活の中で憩いの場所のような存在になっているように感じました。

家族での散歩には気持ち良い道が続きます

こちらの自然公園の中には本当に数多くの丘があって、その頂上からはネリス川や遥か彼方まで続くケルナベの土地を見渡すことができます。ちょっとしたお弁当を持って行けば最高のピクニックにもなると思います。

景色を見ながらのおにぎりが美味しい!

ただし、ケルナベ博物館を超えて公園のエントランスを通ると、中には飲食店や売店などは一切ありません。飲み物や食べ物を持っていきたいという方は、公園入口側に小さなスーパーがあるのでこちらで必要なものは揃えてから中に入るようにしましょう。

公園入り口前にある少し小さめのスーパー
ちょっと小さめのスーパーのような感じ

「ケルナベ」への行き方

ケルナベに行くにはバスかタクシーを使って行くことをオススメします。

バスはビリニュスバスターミナルから1〜2時間に1本程度出ていて、所要時間は約1時間で運賃は500円/人程度です。ただしケルナベからビリニュス行きのバスは本数が少なくなっていますので、ご注意ください。

さらに、ケルナベ行きのバスのチケットはインターネットでの購入ができません。時刻検索はこちらのサイトから確認できますが、実際のチケットはバスの運転手から購入する必要があります。

リトアニアのバス時刻検索サイト

ケルナベのバスセンターはケルナベ考古学歴史博物館のすぐ側に到着するので、バスに乗ってしまえばあとはとても簡単に到着できると思います。

次にタクシーについてです。ビリニュスから35kmの場所にあるケルナベですが、リトアニアのタクシーを使えばそれほど高くない値段で到着することができます。バスと比較するとやはり高くなってしまいますが、複数人数で行く場合や荷物が多い場合などはタクシーの方が便利だと思います。

ビリニュスからケルナベは約3,500円

タクシーはケルナベ現地で見つけることはほぼ不可能だと思うので、別記事で紹介しているタクシー配車アプリを利用しましょう。

さらに、帰宅時に利用する場合はビリニュスからの配車となることがほとんどです。ケルナベに到着まで約1時間ほどかかるので帰宅時間の少し前には配車アプリで予約をしておきましょう

アプリなら簡単にタクシーを呼ぶことができる

まとめ

いかがでしたか?

今回は、観光本などではほとんど紹介されることのない古代遺跡の街ケルナベについてご紹介いたしました。

現地に住むリトアニア人が最も愛するリトアニアの部分は、自然豊かなところと言われています。雄大な建築物や美味しい食べ物があるわけではありませんが、かつてその地で栄えたリトアニアの文化を肌で感じながら豊かな自然を背景に散歩すれば、そんなリトアニアの魅力を感じ知ることができると思います。

ケルナベの観光マップ
ヨウヘイ
ヨウヘイ
ビリニュスから日帰りでも行ける場所で自然が気持ち良い場所だよ!