こんにちは。ヨウヘイ(プロフィール)です。
今回からシリーズ企画で、現地に住んでいる日本人やリトアニア人に実際感じている事など色々とインタビューしていきたいと思います。できれば100人越えを目標にして、実際にリトアニアに住んでみた印象や、リトアニア人が感じている日本のイメージなどを聞いていきたいと思います。
まぁ簡単に言うと、それのリトアニア版という感じです。記念すべき第1回目に登場していただく方は、リトアニアに住んで約1年半の日本人女性アイコさんです。
目次
アイコさんってどんな人?
リトアニアに来たばかりの頃は友人や知人も全くいなかったし、英語で進められる大学の課題についていくのに必死でした。
ただ、1年が過ぎたくらいから言葉や環境にも少し慣れてきて、これからリトアニアについてもっともっと知っていきたいと思っているところです。
アイコさんは、高校生を卒業するまで日本に住んでいて、卒業後は志望する大学に入れなかったため浪人することを決めたようです。そして、浪人生活が始まった段階で次にどこの大学を目標にするかということを考えたとのことです。
もともと文系だったアイコさんですが、受験生時代に塾の先生から教えてもらっていたプログラミングに興味を持った彼女は、大学でもっと専門的なことを勉強したいと思うようになったそうです。
さらに、せっかく浪人して大学に行くのなら、英語圏の大学に行ってみたいという気持ちが芽生えてきたようです。
どうしてリトアニアへ?
大学受験を機に海外の大学を考えるようになったんですね。
でも、どうしてリトアニアだったんですか?他にも英語圏ならアメリカとかオーストラリアとかもよく聞きますが?
現地で必要な生活費等を考えた上で、さらに英語でコンピューターサイエンスを学べる大学やコースがそれほど多くなかったというのが主な理由のようです。
リトアニア以外にもヨーロッパではフランスやドイツにも同様な学部はあったようなのですが、その大学でのカリキュラムがフランス語やドイツ語になってしまったりして、なかなか思うような学校が見つからなかったようです。
そして色々と調べた結果、彼女の希望する条件に当てはまる大学がバルト三国とポーランドだということが浮かび上がってきたそうです。さらに、海外での大学入学は秋入学(9月)が一般的で、入試申し込みの期限も前年12月までという大学も多いそうです。浪人決定後に海外の大学を考えたアイコさんにとって、リトアニアの申し込み期限に間に合うということが大きな決め手になったようです。
海外の大学へ行くためにどんな準備をしたの?
なのでネットで色々調べて、入試申し込みに必要な書類を自分で揃えたりとにかく大変でした。
結果的には7月中旬くらいに大学の合格通知がもらえたのですが、そこから9月入学に向けて学生ビザを取ったりと、現地に行くまで本当にバタバタだったなぁという印象です(^ ^;)
浪人決定後、通常4月前半はまだ1年あるという気持ちで少し気持ちに余裕があるように思いますが、アイコさんはそこからすぐに動き出して、自力で色々を調べて行動するっていうところは本当にすごいなぁと感じました。
文系の学校に通っていたにも関わらず、英語圏で自分が興味を持ったコンピューターサイエンスについて学んでみたいという気持ちに真っ直ぐ向き合い、希望に叶う大学を自力で探すということ点については、アイコさんの行動力と決断力の強さが現れていて、とても素敵な所だと話している中で強く感じました。
実際リトアニアに住んでみて感じたことは?
英語圏に来たかったとはいえ、英語での生活にはやっぱり慣れていなかったしもちろん課題も英語で出るので。
でも自分の意思で来た以上は、弱音を吐けないという思いで必死になっていたい感じですかね。
海外に生活する人達からよく聞かれることですが、食の問題はやはりアイコさんにとっても気になる部分だったようです。僕も初めてリトアニアに来た時、お米や味噌が欲しいなーと思って色々と試したんですが、結局現地食材での代用は難しかったです。日本食材店で買ったり、日本から送ってもらうこともできるのですが、値段も結構かかるので日本にいた時のような食生活をそのままという訳にはいかないかもしれませんね。
あとは何と言っても生活費が安いってことはリトアニアを選んで良かった点だと思います。自分は元々そういった国を選んできたんですが、1年目は節約して月3万円ほどで家賃も食費も全て賄っていました。今は少し増えたんですがそれでも月4〜5万円ほどあれば十分生活していけるのは本当にありがたいです。
正直、1年目は大学の授業についていくのが必死でそれほどリトアニアの良いところを知る機会もほとんどなかったのですが、あとはこっちの人達の働き方とかは素敵だなって思いました。
リトアニアの人は週末金曜日などは夕方3時に仕事を終え、恋人や家族と街でビールを飲んだりして週末を満喫しています。日本では考えられないかもしれませんが、仕事と生活の比重が無意識下で共通認識されているように感じます。ある人によると、あまり働きすぎる人がいると自分が休めなくなるから怒ったりする人もいるとかいないとか(笑)
日本でもゴールデンウィークが10連休になったりして長期連休がありますが、全員が同じ時期にまとめて休むというよりも、それぞれが自由に休んで家族で長期旅行に行くなんていうのはよく聞く話です。暖かくなってくると、湖畔のコテージで数週間バカンスを過ごすなんていうのもリトアニアの人達の娯楽の一つになっているようです。
アイコさんがおっしゃっている部分は、日本で働いている社会人と現地のリトアニア人を見て感じていることかもしれませんね。
今後やりたいことや将来の夢や目標はありますか?
でも大学卒業(9月卒業)後も、6ヶ月間は海外滞在ができるようなのでその期間でヨーロッパの国々を旅してみたいとは思っています。
あとは家族もリトアニアに呼んで一緒に旅行できたら良いなって思ってます!
これからリトアニアに来る人へのメッセージ
やっぱりまずはSIMフリー携帯持ってきた方が良いかなって思います。リトアニアのSIMはコンビニで買えてすごく安いし、もちろんこっちで携帯本体を買うこともできるけどくる前に準備しておいた方が良いかなって思います。
あとは、ジップロックもあれば持ってきた方が良いかも!
他にもありますか?
逆に服なんかはこっちで買えば良いから、あまり持ってこなくても良いかなって。基本的には大切なものを持ってくるっていうよりも、絶対必要なものだけを持ってくるっていう感じですかね。
あ、あと女性の人はちょっとしたときに100均で化粧用品とか買い揃えることあると思うんですけど、リトアニアには日本のような100均はないのでその辺も事前に用意できれば持ってくると良いかもです。
アイコさん、本日はお忙しいところお話聞かせていただきありがとうございました。
今後もリトアニア生活楽しんでくださいね!
まとめ
現地に住んでいる日本人女性のアイコさんのお話いかがでしたか?
個人的には海外旅行に来る方とは少し違った視点で、現地の生活について貴重なお話が聞けてとても楽しい時間を過ごさせていただきました。
大学へ進学するタイミングというのは、色々な方向性で迷う方も多いかもしれませんがアイコさんのように自分で決めて行動する方はとても輝いているように感じました。この記事を読んでくださっている方の中にも海外の大学に行ってみたいと思っている方や、海外で仕事をしてみたいと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、今回のアイコさんのお話が参考になれば幸いです。
次回以降のインタビューする方は、今回のアイコさんに紹介してもらった方に登場してもらおうと思います。
どんな方が登場するかはお楽しみということで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!