こんにちは。ヨウヘイ(プロフィール)です。
今回はヨーロッパで現在とても人気のあるシェアリング電動スクーターについてです。リトアニアでは今年の春からシェアリングかーで有名な「Citybee」が電動スクーター事業を開始していました。
電動スクーターとは日本でいうキックボードにモーターのついたもので、ハンドルのところについているアクセルで電動で進むことができる乗り物です。
最近リトアニアとはじめとするヨーロッパではこの電動スクーターが大変人気で、家電量販店にも様々な種類の電動スクーターが販売されています。
今回は、このCitybeeについで配車タクシー大手の「Bolt(ボルト)」が新規参入してきたので、それぞれの料金や実際に使ってみた感想などをお伝えしたいと思います。
目次
電動スクーターはどんな乗り物?
実際に使ったことがない方は、なかなかイメージがつかないかもしれませんが、実際に乗ってみると誰でも簡単に操作できてとても気持ちよく移動することができます。
実際にリトアニアでは、子供から大人まで多くの人が使っていて、乗車するためには免許なども必要ありません。原付とセグウェイの間くらいのイメージを持ってもらえればと思います。
シェアリング電動スクーターってどうやって使う?
シェアリングエコノミーと言われるようになって久しいですが、ヨーロッパでは日本に比べてかなりそういった文化が進んでいるように感じます。
車は当然のことながら、民泊や自転車、さらにこちらの電動スクーターもアプリを使って簡単にシェアすることができます。
シェアの方法は、まずスマホにアプリをダウンロードします。すると、現在地から一番近いところでどこに利用可能なスクーターがあるかを教えてくれます。
そして、実際に使いたいスクーターを見つけたらそのアプリでQRコードを読み込みを行います。するとロックが解除され、そのまま利用することができます。(利用前に支払い方法の登録が必要)
実際に使おうと思ってその場でアプリをダウンロードして、約5分くらいで利用できると思います。
毎日、充電された利用可能なスクーターが各エリアに並べられており、使用する人が、様々な場所に移動で使い、それぞれのエリアに分散させてくれています。
利用料金はどれくらい?
こちらの電動スクーターの利用料金はそれぞれの会社によって微妙に異なります。
最初にサービスを開始した「Citybee」は基本料金として0.5€がかかり、利用時間1分につき0.1€が加算されていきます。
つまり15分利用すると0.5+1.5で2€となります。
対する「Bolt」は2019年7月からのサービスと後発のためか、最初の基本料金が無料となっていて実際に利用した時間分しか料金がかかりません。
つまり15分利用で1.5€(1分で0.1€は同じ)となっています。
それぞれの利用料金は?
「Citybee」→基本料金0.5€+1分につき0.1€
「Bolt」→基本料金0€+1分につき0.1€
最大スピードは?どれくらいの距離が移動できる?
CitybeeとBoltの電動スクーターは見た目は色が違うくらいしか違いがありませんが、実際に乗ってみるとBoltの方が少しパワーが弱いように感じました。
ただし、それほど大きな違いもなく最大スピードはそれぞれ15km/時くらい出ました。もちろん、坂道や路面状況にもよりますが10kmくらいは平均で出るので、自転車くらいの感覚で移動することができると思います。
また電力量については、乗る人の体重や路面状況にも影響されますが、100%の残量で10kmくらいは軽く移動できると思います。シェアレンタルをする際に、残りどれくらい移動が可能かも目安が見ることができるので、そちらを参考にすると良いでしょう。
基本的に電動スクーターは自転車で移動できる範囲内の使い方がおすすめです。長距離移動にはあまりオススメできず、移動として利用するよりはちょっと遊びながら移動するといった感じで使うことをオススメします。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、ヨーロッパで流行っているシェアリング電動スクーターについての記事でした。日本ではまだあまり馴染みのない乗り物ですが、広い公園や野外施設の中を移動するのにはとても便利でゴルフカートのような使い方にもとても向いていると思います。
タクシーなどのシェアサービスが流行ってくると日本でも利用者が増えてくるかもしれませんし、家電量販店で販売する日も近いかもしれませんね。現在、ネットでは各種電動スクーターが販売されているので興味のある方はぜひ一度使ってみてください。
折りたためば車に乗せることもできますし、自転車よりも持ち運びがかなり楽な乗り物なので、旅の際に一緒に持っていっても便利だと思います。