リトアニア生活

海外コロナ情報:ヨーロッパの小国リトアニアの初感染者発見から現在までまとめ2

こんにちは。ヨウヘイ(プロフィール)です。

今回は前回の記事の続きで、現在のリトアニア国内のコロナ感染状況についてです。

3月上旬から始まった国内ので検疫強化期間ですが、5月上旬時点では感染者数もかなり少なくなってきており、対策がうまく当たったように感じられます。

しかし、検疫強化期間自体は5月末まで続くようで、段階的に緩和策を出していくことを発表しています。

今回は、前回報告した4月15日以降のコロナ感染者の推移と、リトアニア政府が発表した対策等についてまとめていきます。

リトアニア政府の発表

4月16日

政府は下記の条件を満たす店舗,サービスの営業再開を決定

  1. 屋外から直接店舗に入ることのできる個別の入り口が確保されていること。
  2. 店内で,顧客1人につき10平方メートル以上の面積が確保できること。または,同時に,1人の顧客にのみサービスを提供すること。
  3. (サービス業については)サービス提供時間が20分以下であること。
  4. 公衆衛生上の安全が確保され,顧客及び従業員の防護対策が取れていること。リトアニア政府は、さらなる感染拡大の可能性が高いと判断し、4月16日から23日までの間、ネメンチネ市を封鎖することを発表。

4月17日

保健省は国内感染者のうち、子供の感染率は、全体の1から2%であると公表。

4月18日

ベリガ保健相は、17日の会見で、リトアニアは感染拡大のピークに達し、状況は安定してきているとの見解を示した。

また、コロナウイルスへの治療効果が期待されているアビガンの入手可能性について問われた大臣は、現在、日本と交渉中であると述べた。

本日感染者が大きく増えた理由については、新規感染者90人のうち、52人がネメンチネ市(市を封鎖中)の縫製会社の職員だと述べた。

4月19日

クライペダにあるホスピスで40人の集団感染が判明。

4月20日

保健省は、今後、国内全ての緩和ケア施設や高齢者介護施設の職員及び入居者を検査していくと発表。

保健省は、回復者に対して14日後に再検査を実施したところ、再び陽性となるケースが出てきていると発表。

4月21日

22日(水)の政府会議で,検疫強化期間の2週間延長を提言する予定だが,一部の規制緩和についても協議の予定。

現在、147人が入院中。うち17人がICUで治療中,人工呼吸器の保有台数に対する使用率は5.4%。

検査数に対する感染者数の割合は1%前後で,安定している。

4月22日

昨日の検査数は、これまでで最多の6040件だったが、検査数に対する感染者数の割合は0.3%だった。

リトアニアの感染状況について、「感染者のうち20%が重症、うち2〜3%が非常に重い症状」という欧州疾病予防管理センターの統計データに当てはまっていると述べた。

ネメンチネ市の感染状況については、統制できているとの見方を示した。

政府会議にて、検疫強化体制の2週間の延長、一部規制緩和(屋外カフェ、美容室、ミュージアム、図書館、一部の計画治療を行う医療施設の業務再開)について、協議の見込み。

  1. 現在行われている検疫強化策は5月11日午前0時まで延長。
  2. 一部検疫条件が緩和され、23日よりショッピングセンター内の店舗が、4月27日より美容院、屋外カフェ、図書館等の営業が再開。

4月23日

ネメンチネ市の封鎖は、24日(金)24時まで延長。

4月24日

コロナウイルスの治療薬やワクチンの開発、免疫形成の解明がなされない間は、長期的に、これまでとは異なる生活を送る覚悟をしなければならないだろうと述べた。

4月25日

国立社会保健センターは、検疫強化策をとる前の陽性率(検査件数に対する陽性者の割合)が5〜6%、最大で10%であったのに比べ、現在は1%未満にまで落ち着いており状況は安定していると述べた

4月26日

封鎖解除から一夜明けたネメンチネ市の状況について、状況は良くなっていると述べた。
母の日(5月3日)は、オンラインで祝福するなど、高齢者を直接訪問しないよう促した。

4月27日

国立社会健康センターによると,新規感染者の多くが,無症状者だと発表

4月28日

保健大臣と社会保健センタービルニュス支局長が下記の内容の会見で発表。

  1. 感染拡大予防のために行う検査で,無症状の感染者が判明する事例が増えている。

  2. 5月11日で検疫強化が完全に終了する可能性は非常に低いが,感染状況が悪化しなければ、規制がさらに緩和されることはある。

  3. フライト再開に関して、まだ語る段階ではないとしながらも、早くても5月10日から15日頃との見方を示し、再開後も、感染リスクの高い国へのフライトは引き続き禁止とするなど、渡航先は限定されると述べた。

4月29日

欧州委員会が近日中に発表する予定のリトアニアの感染力指数は0.85、これは、1人の感染者が感染させる人数が1人未満ということを意味しており、感染が下火となり、検疫強化策が功を奏したと判断している。

4月30日

検疫の一部緩和を発表。

  1. 5月4日より,リトアニア人の出国制限を解除。
  2. ラトビア,エストニア政府と国境管理の廃止について交渉中。
  3. 29日より,市場,公共の場所,全ての場所での販売活動の再開を許可。その他、屋外の活動、レジャー等も許可。
  4. 条件はあるものの、旅客機の発着陸が可能。
  5. バス会社「TOKS」も30日から一部運行を再開、既に運行を再開していたKautra社もルートをさらに拡大すると発表。

5月1日

国内の感染状況は良くなってきているものの,ここ最近の傾向として福祉介護施設での感染が増えており,警戒を強めている。

5月2日

最近の検査で判明している新規感染者の多くは、当局が把握している感染者集団に関連するものであり、感染経路は概ね把握できていると発表。

5月3日

感染者集団の数が減ってきており、現在の状況は今後に期待を持たせるものであると発表。airBaltic社が、5月13日にビルニュス発リガ行きのフライトを再開させる方向で調整に入っていると報じられた。

5月5日

5月11日まで続く検疫強化期間について、さらに2週間の延長を提言する意向であるが、追加の規制緩和も検討中であると述べた。

5月1日から3日の連休中にショッピングセンターなどの来店者を対象に行われた無作為の拡大PCR検査で、約3000人が検査を実施も、4日の時点では陽性は出ていないと発表。

ビルニュス空港が、5月13日から、リガ行きと、フランクフルト行きの定期便を再開すると発表。

5月6日

回復者が718人と現在感染中の患者数659人を上回る

スクバルネリス首相は、検疫期間を5月31日まで延長することを提言

幼稚園や歯科医院、より広範囲な美容サービスの再開や、病院での面会、立ち会い出産の許可、30人以下のイベント開催許可等について検討する予定。

5月7日

現在続いている検疫強化期間を5月31日まで延長すると発表。

5月18日から歯科治療の再開や30人以下の屋外イベントの開催許可、5月30日から30人以下の屋内イベントの開催許可等緩和策を発表。

国内初感染者発見から現在までの感染者数推移

新規国内感染者数(2/28~5/7)

国内感染者数合計(2/28~5/7)

新規国内感染死亡者数(2/28~5/7)

国内感染死亡者数合計(2/28~5/7)

現状まとめ

5月上旬より、次第に感染者数も減ってきて約2ヶ月間の検疫強化期間の成果が見えてきたようにも感じますが、それと同時に政府は今後再びフライトなどが再開するにつれて感染者数が増加に転ずる可能性もあるとも発表しています。

まだまだ日本からリトアニアへの観光へ訪問できる時期の目処はたっていませんが、少しでも早く以前のように各国艦を行き来できるような状況になることを願っています。

ヨウヘイ
ヨウヘイ
まだまだ今後もリトアニアの国内状況についてまとめていくよ。

リトアニア国内感染者数・死亡者数一覧(〜5/7)

日付新規感染者合計感染者新規死亡者合計死亡者
4月15日21人1091人5人29人
4月16日37人1128人1人30人
4月17日21人1149人2人32人
4月18日90人1239人1人33人
4月19日59人1298人0人33人
4月20日28人1326人4人37人
4月21日24人1350人0人37人
4月22日20人1370人1人38人
4月23日28人1398人0人38人
4月24日12人1410人2人40人
4月25日16人1426人1人41人
4月26日12人1438人0人41人
4月27日11人1449人0人41人
4月28日5人1344人3人44人
4月29日31人1375人1人45人
4月30日10人1385人0人45人
5月1日14人1399人0人45人
5月2日7人1406人1人46人
5月3日4人1410人0人46人
5月4日9人1419人0人46人
5月5日4人1423人0人46人
5月6日5人1428人2人48人
5月7日5人1433人1人49人